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第二の稽古 ページ31

「前に見たあの光が原因で月にクレーターだってよ!」

「地球に当たってたらやばかったな!!」

ヒカヒナがニュースを見て騒いでいるとゾロゾロと大部屋にみんなが入ってきた。


「おはようございますAさん」
「お、おはようございます!」
「朝から姫の顔をこれから見れるとは光栄だ」
「…朝からみんな元気だね」


昨日から森羅くん、アーサーくん、そして環ちゃんが特訓のためにうちに泊まり込みで稽古をつけてもらっている。


環ちゃんはまずはヒカヒナとの追いかけっこから始まり、それから私が特訓相手として今日から稽古をつけることになっている。

朝から夕方まで続く稽古のおかげで無駄なことを考えずに済みそうだ。


「Aお前にお客だ」
「私に?」
「失礼する」


心当たりのないなと襖を開ける人を見上げると第6特殊消防隊の大隊長、火代子 黄大隊と第5のプリンセス火華大隊長だった。


「火華大隊長!?なんで浅草に!?」
「森羅2日ぶりだな///」


驚く森羅君の隣で、退院以来だと第6の大隊長にあの時のお礼を言う。
その隣でプリンセス火華大隊長は背後にハートをチラつかせて森羅君と話す。


「あの時はお世話になりました」
「いえ、私は何も、お元気そうでなり。それより貴女に聞きたいことがありお時間頂いてもいいかしら?」
「私に…ですか?」
「えぇ、貴女お母様、睡蓮さんの事も」
「母さんの事…」


今一番思い出したく無い事だった。

あの父の日記も紺炉の話を聞いてから怖くて読めないでいた。

寺への調査も行けていない…


「わ、分かりました。こちらへ」


黄大隊長と火華大隊長を客間に呼びお茶を出して本題を話されるーーーーー…


「ど、ドッペルゲンガー…ですか?」
「ええ、見たことはないかしら」

黄大隊長と、火華大隊長からそう聞かれ、何を言ってるかさっぱりだった。


「自分に似た人なんて全く…。人の顔に化ける伝道者なら若から私が三人ほどいた時来ましたが…それとはまた違うんですか?」

「違う、焔ビトのドッペルゲンガーだ」
「焔ビトの!?」
「あなたの前で鬼になった父親と、浅草を襲った鬼の焔ビトは違うと言うのは本当か?」

「は、はい…」

紺炉が心配して部屋に来てくれ、目が合うと紺炉が話してくれた。

「こいつの父親は一本角の鬼だったらしく、俺が倒したのは鬼は角が二本生えた焔ビトだった。言われてから確かにあの焔ビトは俺に何かを感じた」

女大隊→←話



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クリーム(プロフ) - イルカさん» ホントだ笑ありがとうございます (2020年10月18日 0時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - イラストの紅のセリフ、喫 煙ではなく禁 煙では? (2020年10月17日 20時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - イルカさん» いつも絵にコメントして下さってありがとうございます(ToT)毎回励みになってます (2020年7月9日 10時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 新しい最初の方のイラストがすごく可愛らしい。( ノД`)…やっぱり髪が短いのはいいねぇ… (2020年7月9日 6時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - セーラー服可愛い!紅丸さんはセーラー服夢主を抱きたいメモメモφ(..)(殴  ごめんなさい (2020年7月5日 0時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリーム | 作成日時:2020年4月23日 12時

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