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ページ26

「落ち着けA」

「いたとしてもその神は人なんて助けてはくれやしない!!!!自分勝手な神と名乗る私からしたら悪魔だ!!」

歯を剥き出し怒る嬢ちゃんは野生の狼の様で、青い目が赤々と光らせ瞳の形ですら変える。
まるで三日月の様な瞳に自分の目を疑う。

「それも神の目の一つか」
「黙れ!!」

手を前に差し出して軽く振り払うと浮遊している水がバーンズに飛ばす。

「また落ち着け」

最強さんが咄嗟に嬢ちゃんの腕を掴んで下ろすと水は地面に落ちるとまるで鉄の塊でも落ちたかの様に地面に深いクレーターを作り飛び散る。

「おいおいマジかよ…」


こんなのが一発体に当たっただけで骨が砕ける。
あんなスピードでバカスカ来られたらたまったもんじゃねェ


「父さんや母さんを焔ビトにしたのは貴方なの!?絶対に許さない!」


後ろから抱きしめる様に最強さんは暴れる嬢ちゃんを拘束する。意外とまともだったのか最強さんなら好き暴れさせそうだが。

嬢ちゃんに黒いまるで焔ビトの灰の様なものが集まっていくのが俺だけなのかぼんやりと見えた。

「Aを罪人にはさせられねェからな…アンタの発言によっちゃあ俺がコイツの代わりにアンタを殺す」

「そう殺気だつなお嬢さんの親戚がこの書物を」
「!!」

嬢ちゃんはバーンズが胸元から出したかなり古そうな書物を見て急に大人しくなった。

「なんだそりゃあ」
「なんで…それ…お父さんが書いてた日記…」
「君の母を鎮魂する時に寺から見つけた遺品の一つだそうだ。親戚の方々はこれも何かの書物だと思ったんだろう。これも売りに出そうとしていたが、現場証拠品と言って私が預かっていた。」

「っ…父は日記を書く時は出雲文字で書く、それを解読できる人なんていない」


「解読できるまでに五年かかった。それでもまだほとんどが解読できていない。優秀な科学者さえ難航していたよ。唯一分かったのが、君のご両親の名前と君達の関係性だった。名前や能力が分かっただけでこの日記からはそれ以上の事は君達が仲睦まじい家族だった事だけだったよ」


バーンズはゆっくりと嬢ちゃんの所に歩き日記を差し出した。

「すまなかった。君の大事な遺品をずっと私が奪っていた事は謝ろう、君のご両親を焔ビトにしたのは私ではない」

嬢ちゃんは怒りを静かに沈めて受け取った日記を見てポロポロをそこら中に涙を浮遊させて日記に顔を埋めてその場に座り込んだ。

嘘→←本当の名前



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クリーム(プロフ) - イルカさん» ホントだ笑ありがとうございます (2020年10月18日 0時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - イラストの紅のセリフ、喫 煙ではなく禁 煙では? (2020年10月17日 20時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - イルカさん» いつも絵にコメントして下さってありがとうございます(ToT)毎回励みになってます (2020年7月9日 10時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 新しい最初の方のイラストがすごく可愛らしい。( ノД`)…やっぱり髪が短いのはいいねぇ… (2020年7月9日 6時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - セーラー服可愛い!紅丸さんはセーラー服夢主を抱きたいメモメモφ(..)(殴  ごめんなさい (2020年7月5日 0時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリーム | 作成日時:2020年4月23日 12時

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