大隊長 ページ23
「毒なんて卑怯ね」
「負け犬に、切り札を使うわけにはいかねェ」
「って…殺したの！？」
「仕方がねェだろ、あっちも本気だったんだ」
隊長のバラバラになった死体を見て顔を真っ青にして後ろに下がり俺を睨む。
「私達まで手を貸したで犯罪者になるじゃない！信じられない！！」
「落ち着け嬢ちゃん、これからだ」
「はっ…？」
暗闇からゆっくりと出て来る男に嬢ちゃんは目を丸くして驚く。
「第一の…！？」
「そうだろ？あんたを倒すためにね」
「なんで貴方が…」
他の隊と関わりのない嬢ちゃんですら知っている有名人
「やっぱり聖典を手に入れるにはあんたを倒さなきゃならないよつだな」
「今まで大人しく身を潜めていたのにずいぶんと大胆な行動に出たな」
「これ以上真実を隠されるのは嫌でね」
嬢ちゃんと最強さんは俺たちが知り合いなのかと顔を見合わせて、俺たちの話を聞くと最強さんが前に出る。
「その喧嘩俺も混ぜてくれ面白そうだな」
「何言ってるの紅！」
「その髪色…まさか」
バーンズは気づいてなかったのか、最強さんの後ろから出てくる嬢ちゃんを見て驚いていた。
髪色と言われて嬢ちゃんは自分のことだと気づいてバーンズの方に面を外しす。
「やはりお嬢さんだったか、新門大隊長まで…」
「どうした？かかってこいよ」
俺が挑発をしても、さっきまでやる気だったバーンズは肩の力を抜く
「今は争ってる場合ではない話を聞こうではないか」
「おい！最強さん見て急にびびってんじゃねェよ」
「大隊長の中ではいい勝負になるのはあんただと思っていたんだけどな」
「お嬢さんを怒らすとどうなるか分からないからな」
「わ、私⁈」
「怒ると怖ェのかお前」
「紺炉よりは怖くねェ」
その言葉に高速で頷く嬢ちゃんにあの中隊長どんだけ怖いんだと顔を思い浮かべる。
「お嬢さんの事はいろいろ私の方でも調べさせてもらっていてな、あまり怒られない方が身のためだ」
「調べるって…」
「やらねェなら、何しにきたんだ」
「聖陽教の秘密を探しにきたんだろ、その手がかりを渡しにきた」
「手がかり？」
「話が見えねェな、第一の大隊長がなぜ、ここにいる。そもそもテメェら知り合いなのか」
「バーンズは聖陽教の表と裏の繋ぎ役だったんだよ
、昔こいつによく面倒見られてた。あのときアドラリンするまでは」
「アドラリン…森羅もおんなじ事を言ってた」
俺達の過去の話を二人に話しながら、目の奥に熱を感じる。
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クリーム(プロフ) - イルカさん» ホントだ笑ありがとうございます (2020年10月18日 0時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - イラストの紅のセリフ、喫 煙ではなく禁 煙では？ (2020年10月17日 20時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
クリーム(プロフ) - イルカさん» いつも絵にコメントして下さってありがとうございます(ToT)毎回励みになってます (2020年7月9日 10時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 新しい最初の方のイラストがすごく可愛らしい。( ノД`)…やっぱり髪が短いのはいいねぇ… (2020年7月9日 6時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - セーラー服可愛い！紅丸さんはセーラー服夢主を抱きたいメモメモφ(..)(殴 ごめんなさい (2020年7月5日 0時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2020年4月23日 12時
