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4人にスプレーを振りかけていたAは龍水が何かを隠すようにタルで蓋をしたのを気付いて恐る恐る訪ねた。
「貴様が船に乗せたのか」
龍水に睨まれAドキッと心臓を跳ねさせるが、気づかなかった自分はNOとは言えないと渋い顔をしていると、タルの中からスイカが勝手に自分から侵入したとAは悪くないと庇う。
見送りの時から所在不明でおかしいとは思っていたとクロムがスイカが密航していたと分かり納得する。
偵察なら得意技だから皆んなの役に立ちたいと涙ながらにスイカは訴えるが、密航者は出港地に強制送還だと龍水の今までにない厳しい態度でスイカの搭乗を許可出さない。
「龍水さん…気づけなかったボクにも責任はあります。スイカちゃんをあまり…責めないであげてください…」
「貴様いつから知っていた。スイカの存在を黙っていた事は見過ごせん」
「うっ…先程の…治療室で…すみません…」
「Aは悪くないんだよ！！スイカがっ…スイカが…」
フォローに入ったフランソワまで龍水に叱責され、落ち込むスイカに大樹から船の掃除を手伝うように促され元気を取り戻す。
《誰か手の空いてる人がいたら海底を見てきてくれないかい》
「？」
羽京は海底に何かがあると探知し声伝菅から皆に伝える。
それを聞いて銀狼が海底に潜りAは羽京がいる通信室へと向かう。
「海底に何かあるんだ」
「えっ…」
何かとは何か…そう考えていると銀狼から石像が沢山海底にあると知らされAと羽京はゾッとする。
「なんで……ここは！！」
石化光線が降り注いだ時には宝島は無人だったはず…
人が増えたのは千空の父親をはじめソユーズのメンバーが島に不時着してからだ。
銀狼の見た石像たちは一体いつ石化した物なのか…
時系列が合わない事に二人は嫌な予感を募らせる。
「っーー…千空さん達に報告してきます！」
ただならぬ不安からAは(人1)を呼び、羽京は弓矢を持ち不測の事態に備えに急いで甲板に出る。
すると(人1)が異常な鳴き声を発しAの顔色が真っ青になる。
常に行動を共にしているAには(人1)の鳴き声だけで理解できる。
「ッーーーーーー誰かいます！！！！！」
そう叫ぶと同時に人の気配に気付いた龍水は何者だと崖の上に立つ女に問いかけるが、当然答える様子はなく…
石のようなものをロープに括り付けてペルセウスに向かい投擲する様子を見て羽京龍水Aは目を見開ける。
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
