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「大丈夫！？怪我してない！？」
「へっ…あっ…はいクロム君が支えてくれたので」
見られていたのかと余計な心配をまた羽京にさせてしまったとAが謝ろうとすると腰に手を回し驚かせる。
「Aここに座って」
ソナーマンの羽京用に設置されたイスにAを座らせようとするので全力で断る。
「だ、大丈夫ですよ！そ、そこは羽京さんのお仕事場なので…」
「だめだよ、座って！後から痛み出すかもしれないでしょ」
「ほ、ほんとにだ、大丈夫ですよっ！！」
無理にでも座らせようとする羽京を見て、相変わらずの過保護ぷりだなと仲間が見て呆れる。
「ご安心を羽京様」
「？」
「こんなこともあろうかとこちらにA様専用のビルトインチェアーをご用意しております」
「えっ…」
聞き慣れない椅子の名前に皆がフランスに注目を集める。
作業台の壁をフランソワは龍水の指パッチンと同時に、タッチをすると、コンパクトな椅子が現れ船作り担当の千空までも驚く。
「いつこんなもん作りやがった…龍水てめぇ…」
椅子に固定されているクッションはフカフカで可愛いフクロウの刺繍入り、そしてご丁寧にシートベルトまで備えられていた。
「しかもど真ん中」
「どうぞA様」
羽京からAをそっと奪うとフランスはAの肩を持ちストンと座らせる。
「……座りやすいですが…」
※説明が難しいので適当なイラストで解説。
お気に召したかと龍水は満足そうに船長席に座る。
「龍水さん…見えづらくないですか…」
真後ろを振り返り視界の邪魔にならないかAが尋ねるが、背丈的に全く問題ないと言われ複雑な表情を浮かべる。
何故ここなのか…
眺めも良く誰が何をしているか見てわかるから助かるが、基本治療室か見張り台にいる自分には操縦席室に席は必要ないと伝える。
「必要だ、その瞳が欲しい」
「へっ？」
「悪天候や深い霧になればA貴様のその瞳が必要になる」
また自分にそんな重要な事を頼むのかとAはまだ頼まれてもいないのに不安そうな顔を浮かべる。
「所で、今から私達はどこへ向かうのだ？」
「俺たちは宝島を目指す」
宝島とは千空の父たちが不時着した島の事。
そこには全人類を救い出す復活液が無限に湧く神アイテム�爛廛薀船吻瓩�あると千空は断言する。
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
