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「それなら船になんて乗りません！！」
その言葉を聞いてそれは困ると羽京は遠距離恋愛だけは絶対に嫌だとAを説得する。
「Aならきっとすぐに泳げるよになるし！僕が教えるから何も怖くなんてないでしょ？」
「っ…」
龍水にそっと地面に降ろされ拗ねているAに、まるで幼稚園に行くのを嫌がっている子供に話しかける様に羽京は優しく声をかける。
「羽京さんはっ…ボクが嫌がる事をさせるんですかっ…」「それはっ…」
「恋人なのに……ボクのことキライになったんですか」
ウルっとした目で恋人という立場をガッツリと利用し、羽京に可愛いく甘え助け舟を出させようとする。
「ぅっ……」
滅多と甘えてくる事のない可愛いすぎる恋人の頼みに心が揺らぎ羽京の口元が珍しく緩むが…
「Aは…僕と離れ離れになってもいいの？」
「えっ……ｿｳｲｳﾜｹﾃﾞﾊ」
羽京のとても悲しそうな表情を見てAが困惑しあわあわと手を動かし誤解だと必死に伝える。
「僕の事…嫌になった？」
「うっ…嫌いじゃないです…ただ…そのっ…泳ぎたくなくて…」
「Aは恋人の僕の頼みなら泳ぐ練習も頑張れるよね？」
まさかのカウンターを喰らうとは思ってなかったAは言葉を失う。
「で、でも…」
「Aは僕の事好きだよね…離れたくないよね？」
「っーーーーー…ﾊｲ」
「良かった、僕もAの事大好きだから離れたくないな、一緒に頑張ろうね」
羽京の方が上手だったとAは羽京に丸め込まれ複雑な顔を浮かべる。
よくとまぁこんな野次馬がいる中で「好き」だの「大好き」など平然と言えるなと呆れながらも、恋愛の脳様々だなと千空はAが書いた情報を元に虫探索チームを作り探しに向かわせる。
「ボクも行きます…桑の素材もほしいので」
「テメェはいい、狙われたら面倒だ」
「！！」
Aが何者かに命を狙われてる事は千空の判断で皆に伝えられた。
「そうだね、アタシらだけでもクワコは見つけられるしね」
「むしろAがいると僕らまで狙われそう」
「！！」
銀狼の言葉にAの顔色が悪くなるが、それはねぇと千空はそれならとっくの昔に攻撃されてると説明する。
「それにてめぇは」
「わっ！」
「虫取り手伝える暇があるなら船作り手伝え」
Aの首根っこを千空は掴んで船場へと連れて行く。
そして…
Aの情報のおかげで繭は無事に大量に集めることができ水着は一晩で完成した。
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
