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「うあああぁ!!もう一回!!」
「銀狼まだするのか…5回目だぞ!?」


金狼に止められるが必死に何度も銀狼がチャレンジをしてる理由は……

「いらっしゃい。3個全部輪を入れれば好きな絵を描きますよ」

一個輪投げが入れば動物の可愛い絵
二個目は現代人なら一度は見たことある有名キャラの絵
三個目はちょっぴりセクシーな絵などが例として置かれていた。


「三個…次は絶対に入れてやる!!それでみんなの裸を描いてもらうんだ!!」

銀狼が必死になっている理由を分かって羽京とAは苦笑いを浮かべて「最低だぞ銀狼」と兄の金狼は呆れていた。



「Aは何が欲しいの?」
「(人1)がいたので」


動物の絵の中に(人1)の絵もあり、治療室飾りたいとAは話す。


「じゃあ僕もチャレンジしようかな」
「何か欲しい絵があるんですか?」
「うん」

二人分の通貨を一緒に羽京は払い、6個輪投げをもらう。


鼻息が荒い銀狼の隣でAも輪投げを棒に狙って投げるが…

「……意外と難しい」
「あと2回あるから大丈夫だよ」

どちらかと言うと運動神経は良くないAは弓と違って初めてやる事は思い通りにはいかず…

「あらら」

一つも輪を入れることができずに終わってしまい落ち込むAに徹夜さんは苦笑いを浮かべ、気を利かせて参加賞の石を選んでひと手間加えて渡す。


「はい、フクロウちゃんね」
「!!」

フクロウの形に似てる石を徹夜は選び、目と模様を描いてAに参加賞を見せると嬉しそうに手に取る。


「ありがとうございます徹夜さん」
「!!」
「(人1)にそっくり!!可愛い」

初めて見るAの子供の様な無邪気な笑顔に徹夜は目を大きくさせ自分の目を疑う。

「そんな風に笑えるようになったんだね」
「えっ…」

ホッとした笑みを浮かべてそう呟いた徹夜にAが戸惑っていると、銀狼の叫び声に二人して肩を跳ねさせる。


「羽京僕のも代わりにやってよ!!」
「たまたま入っただけだから…」

3つの輪投を棒に入れた羽京に銀狼がしがみ付きみっともないと金狼が引き離していた。

「おめでとう羽京くん、何でも描くよ」

何を描いてもらうのか気になっているAに聞こえないように羽京は徹夜にイラストを頼む。


「分かりましたちょっと待っててね」

スラスラとペンを走らせ出来上がったイラストを受け取る羽京をジッとAは見つめる。

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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ。゚(゚´ω`゚)゚。コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください!養分をありがとう!!) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリーム | 作成日時:2023年12月16日 10時

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