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これ…ダメなヤツだ…
可愛すぎると羽京は抱きしめたい衝動を殺し、なにも話さない羽京を不安そうに見つめるAに英語で伝える。
「It looks good great on you.」
「っーー…///う、うきょうさんもっ…」
「ありがとう」
いつものAの反応に羽京は調子を取り戻し、Aを褒め殺す。
「凄く可愛いね、ほんとに似合ってるよ」
恥ずかしくて俯いてしまうAの顔を羽京は覗き囁く。
「ねぇ、手を繋ぎたいんだけど…まだダメかな？」
「っーーー…」
ダメ元でも言いたくて仕方がない。
恋人だって思われたい、堂々と恋人らしくしてほしい。
こんな可愛い恋人と手を繋がずにデートなんて耐えられない。
「祭りが…お、終わったら…だ，誰もいないところで」
断られると分かっているのに、断られて落ち込むのは自分なのに尋ねてしまう馬鹿な自分。
「…そうだよね、早く祭り終わって欲しいって思っちゃうな」
積もっていく不満と不安で、Aが本当に自分の事が好きなのか一瞬わからなくなる。
迷惑してるのではなか。うんざりしてるのではないか…
「あっ、あのっ…」
「うん？」
「スイカちゃんが…わたあめ食べに来てって…」
「じゃあ、先にわたあめ屋に行こうか」
Aの浴衣姿に現代人は二度見をして驚き、手も繋いでいないのに騒がれてしまう。
沢山の人に声をかけられる戸惑うAを横で見守る。
「浴衣！？A女の子だったのか！？」
「ふうぇい！？マジッ！？めっちゃ可愛いじゃん！」
押したら付き合えそうな気弱な恋人がいない可愛い子をほっとく男は少ないだろう。
「えっ、今度俺と！」
いつ狙われてもおかしくない恋人に少しでも変な虫がつかない様に羽京はAが男性だとでも言う様に話す。
「�狃�性用�瓩辰特里蕕困肪紊燭澆燭�A」
「えっ…」
「女性用とかあったんですねっ…」
「一様ね、似合ってたらどっちでもいいと思うよ、ねぇ？」
「お、おお…」
「紛らわしいけどな…」
「すみません、今後気をつけます」
残念そうな顔を浮かべる同じ男に羽京は、思っていた性別と違って残念だったねと内心笑みを浮かべていた。
「Aもっとこっちおいで、転んだら危ない」
恋人だと言えればこんな面倒な事も今後の心配もしなくて済むのに…
手がすぐ握られるほど近い距離を歩いているのに…繋げないもどかしさ
「わたあめ食べに行こうか」
「はい」
スイカのわたあめ屋さんに向かい一つ購入する。
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
