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「私はゴシップは好きじゃなから、言いふらしてなんていないわよ」
では何故出したか…それは…羽京が絶対に
「これで足りる？」
「お買い上げありがとうございまーす♡」
羽京なら喜んで購入すると思ったからだ。
儲かったお金で新しい洋服が買えると喜び立ち去ろうとする南を羽京は呼び止める。
「今日もお願いできる？」
「もちろんお金さえくれれば♡」
いくらでも出すと真剣な顔で言う羽京に南は恋人にめっちゃ貢ぐタイプだ…と思いながらもいい顧客が見つかったと喜ぶ。
「OK任せてよ、あっ、そうそう」
「？」
羽京に顔を近づけてコソッと南は告げ口をする。
「今日のAクン、可愛いから大変よ」
「えっ…」
「まるで、�狃�の子�瓩茵�
「！！」
「じゃあねー！」
なにその嬉しい情報！！！！
ついニヤけてしまいそうになるが、平常心を装い「そうなんだ」とだけ答え去っていく南を羽京は見届ける。
早く会いたい！！と胸を高鳴らせていると後ろから「おっ、遅くなって…すみません…」と不安そうなAの声が聞こえ咄嗟に羽京は振り返る。
「！！」
「いろいろお直ししてもらっていて…」
体重増量計画のおかげでAの体重は去年からしっかり6キロ増え、身長も155センチほどまで伸び、用意していた浴衣の丈が短く杠が他の子の着付けをしながら慌てて手直しをしていた。
「へ、へんですかねっ…」
未来が浴衣を選んでくれたと恥ずかしそうに耳に整えられた髪をかける女性らしい姿に羽京は想像以上の可愛さに少し慌ててしまう。
「へんじゃないよ！！髪切ったんだね！」
いつもなら、「可愛い」や「凄く似合ってる」なんて…すぐに言えるが、あまりの可愛さといつもは感じない大人っぽさに羽京は緊張してしまう。
「はい…整えてもらいました…」
「似合ってる」
「あっ、ありがとうございます…」
待っている間にナンパされなかった？とでも聞くように…「誰かに誘われたりしなかった？」と羽京は尋ねてしまう。
「お直しを待っている間に誘ってくれた方は何人か…いたんですが…」
誰だそいつ！！と心当たりがある人物の顔を羽京が浮かべているとAかいつもの様に顔を赤くする。
「ぅ、羽京さんとお祭りっ…まわりた、かったので…断って…しまいました…」
恥ずかしそう自分を見つめる恋人の可愛さと選ばれた嬉しさのあまり両手で顔を覆う。
「う、羽京さん！？」
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
