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もうAが着替えているのでは！？
誰よりもいや…1番に自分が見たかったのに！！と急いでAがいるだろう治療室に羽京は向かう。
「A！ただいま！！今日の祭り一緒に回ろう！！」
と勢いよく治療室に入ったと同時にそう叫ぶが…
「あれっ！？いない！？」
素材集めは今日はしないだろうし…王国のどこかに絶対いるはずだと耳を尖らせ捜索する。
「手芸屋！！」
Aと杠、未来の話す声が聞こえて急いで向かう。
未来は最近Aにベッタリだからもしかしたら…すでに祭りを一緒に回りたいと頼んだのでは！？
スイカと行きなよ！！子供同士！！
大人気ないことを思いながら羽京は手芸屋の前に来ると息を整える。
「杠〜Aいる？」
いると知っているのに白々しくそう尋ね手芸室へと入る。
いるけど今着替え中だと奥の部屋から杠が出てくると羽京用に作っていた浴衣を差し出す。
「あ、ありがとうAと話したいんだけど…」
「話なら私が伝えておきます！」
「じゃあ…Aにお祭り一緒に回りたいと思ってるって伝えてくれるかな？」
「了解です！待ち合わせは1時間後ここで」
「えっ、Aは…」
「Aクンも『羽京さんと回らたらいいな』って言ってたで」
その言葉を聞いて内心めちゃくちゃ喜んでいたが、顔には出さず「じゃあ着替えて1時間後にここにくるね」とサラッと羽京は引き下がる。
手渡された浴衣をガッシリと掴みながらAと回れると羽京は嬉しさのあまりガッツポーズをして、Aの浴衣姿を想像しながら待ち合わせの時間を待つ。
「…………」
なにこの待ってる間のワクワクとドキドキ！！
もう25歳だけど！！学生の時みたいなこの気分っ！！
地元の祭りで気になってる子に会えるか会えないかみたいなソワソワ感やドキドキ感みたいなあの感じ！！
めっちゃ浮かれてしまってると自分でも驚くほどに羽京は、Aの浴衣姿を楽しみにしていた。
手芸屋から浴衣に着替えて出てくる仲間に声をかけられながらAじゃない事にがっかりする。
「羽京クンAクン待ち？」
「うん、よく分かったね」
浴衣に着替え終わって出てきた南がニマッと笑う。
「たまたまさぁ〜撮れちゃったんだけどさぁー」
「？」
「これ」
「！！」
Aとクリスマスの時にキスしている写真を南に見せられる。
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クリーム(プロフ) - 月依さん» ふぁぁ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡コメント嬉しいですありがとうございます (12月20日 18時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 一言しか言えない…てぇてぇ…(作者さん、更新頑張ってください！養分をありがとう！！) (12月19日 14時) (レス) id: 65959ed73c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーム | 作成日時：2023年12月16日 10時
