聞き込み ページ14
言葉を話さないのもあるが…
あまり一人で旅している時と変わらないな…
自立してるヤツだしこうして一人になる時間もあるからか？
そういえば名前聞いていなかったな…
話せないから無理か…？
話せない？
言葉は理解しているから…話せない事はないのか？
話さないだけなのか…？？
よく考えれば小さいヤツの事を何にも知らないまま共に旅をしている事に気づく。
知っているのは黄泉の森で誰かを探していた…ことぐらい。
聞いていいものなのか…
聞いたところで答えられないか？
「…」
黄泉の森でわざわざ…やはり死んだ誰かを探していたのかと考えていると2匹の動物が横を通り過ぎる。
「なぁ、君達聞きたいことがあるんだ」
そうスナフキンが声をかけると2匹は顔を見合わせ首を傾げる。
「黄泉の森の入り口を知らないかい」
うーん…と2匹は首を傾げる。
「ありがとう，悪かったな足を止めて」
首を横に振って2匹はまた走り出す。
「君達ーーー…」
通り過ぎる動物にスナフキンは同じ質問をするが、誰一人として知っている者はおらず…
そう簡単にはやはり見つからないか…となんの手がかりも掴めずスナフキンが肩でため息を吐く。
「そういえば…」
「？」
「黄泉の森を探してる女の子ならこの先の街で暮らしてたと思うぞ？確か…�爛侫蹇璽薛瓩世辰燭�…」
たしかこの先にはちょっと大きい街があるのをスナフキンは知ってました。
賑わっており孤独な一人旅には向かない場所で、ランタンの燃料を買い寄ったことが一度ある程度だが…
「ありがとう、行ってみるよ」
「それより、後ろのヤツは大丈夫か？」
「えっ？」
後ろを振り向くと小さいヤツがいつの間にか戻って来ていて、釣竿とスナフキンの鞄を掴んで、魚に釣竿を奪われない様に必死に地面に足をつけ守っていた。
魚に逆に釣られそうになって小さいヤツは川に飛び込みそうになっていたので、咄嗟に後ろからスナフキンが抱きしめて助ける。
「大丈夫かっ…」
ゼェハァと息を切らし、しっかりと釣竿を小さいヤツは掴んで頷く。
小さいヤツより一回り小さい魚が釣れおり、魚をバケツに入れてスナフキンは釣竿を隣の石に立てかけ小さいヤツをそっと地面に下ろす。
〜おまけ〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クリーム(プロフ) - 匿名さんさん» わーー！すごく嬉しいです(๑>◡<๑)良い作品を作れる様に頑張ります！！ (2023年3月21日 12時) (
レス) id: 58b85f6ce7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん(プロフ) - ああぁぁ小さいやつもスナフキンも超超かわいいです;;; 更新楽しみにしてます！⸜(> <⑉))⸝ (2023年3月21日 0時) (レス) @page1 id: 3945cd8343 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キノコ | 作成日時：2023年3月20日 15時
