電話 ページ4
知らず知らずのうちにAの番号をたどって通話ボタンを押す
でも、今回は呼び出し音が響くびっくりして慌てて電話を切った
そしたらさっきの番号から着信が入った
Aだと期待しながら電話にでる
「もしもし」
『もしもし…あ、えっと…なんで…』
「なんでって何?雄一から電話してきたのに…」
『電話出たからさ…』
「もしかして掛け続けてたの?」
『うん…あ、でもストーカーじゃないからね?』
「雄一にならストーカーされてもいいかも笑」
その後すぐに“ 冗談だよなに、本気に
してんの!? ” って訂正したけど
俺の耳には本気なように聞こえた
『でも、少し本気にした笑』
ノリでそう返す
「なんか雄一らしくないね…
なんかあった?」
『特に何も?ただ、少し忙しい新曲だったり番組のロケだったりで…』
「…そうなんだ 頑張ってるんだね!」
『まぁね笑 Aは?どうなの?最近』
聞きたくないのに聞いてしまう
自爆するってわかってるのに…
「どうも変わらないよ…」
『そうなんだ…なら良かった。
あのさ…今度飯作りに来て?』
「え?」
『嫌…だよね…』
「嫌じゃないよ!作りに行くよ!
いつがいいの?」
彼氏いる筈なのに…
『じゃあ今週の土曜日…!』
「じゃあ土曜日家行くね!
何食べたいの?」
『こってり系じゃなければなんでもいいよ!』
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやかつん - Twitterから来ました!告白の一回置くとこがめっちゃキュンと来ました! (2015年3月14日 20時) (レス) id: 536649c87d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れいん | 作成日時:2015年3月6日 13時