__思いつき ページ36
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シャワー室を出た私達は、大隊長室へ向かった。
茉希「大隊長、入ります！」
桜備「お、来たか。」
中には、大隊長、中隊長、森羅、アーサーの
４人がいた。
プリンセス火華さんが居ることに驚いていたが、大隊長は話を始めた。
桜備「皆、第５の件はよくやった。
プリンセスも、本当に助かった。」
プリンセス「礼を言われるほどの事じゃない。」
そう言ってはいたが、火華さんは満更でもない
様子だった。
桜備「新人大会から休まずに戦ったことになるが、よくやりきってくれた。
今日明日はゆっくり休んでくれ！」
「「「はい！！」」」
皆で返事をするが、火縄中隊長が冷静に
問いかけた。
火縄「……プリンセス火華大隊長。あなたは何故
ここに？」
その問いに、火華さんは少し口ごもりながら
答える。
プリンセス「う……。ま、まぁよいではないか！
なァ、森羅！」
森羅「エ？はい…？」
突然の振りに戸惑う森羅。
それを見て、アイリスさんが何かを思いつく。
アイリス「いいことを思いつきました！
茉希さんとAさんと義姉さんと私の４人で
“女子会”を開きませんか？」
茉希「いいですね、女子会！」
『楽しそうです！！』
プリンセス「面白そうだな。」
アイリス「いいですか？火縄中隊長！」
火縄「はぁ…。まァいいだろう。」
女子４人の期待の目に負けたのか、中隊長は
溜め息をつきながらも認めてくれた。
茉希「ありがとうございます中隊長ッ！」
『あ、じゃあ私の部屋でどうですか？
一人部屋ですけど広いので！！』
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作者名：九陽 | 作成日時：2020年9月21日 9時
