騎士王と姫【炎炎ノ消防隊】 (ページ25)

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__会議ページ25

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「炎ハ魂ノ息吹、黒煙ハ魂ノ解放……
灰ハ灰トシテ…其ノ魂ヨ、炎炎ノ炎ニ帰セ……
ラートム。」

懐から焼け焦げた写真を取り出す。

それは、私の大切な思い出。

そして……消せども消えない、業火の記憶。

「義姉さん…。」

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桜備「昨日、第５の連中とてんやわんやあって
分かったと思うが、あいつらは怪しい。
戦闘も視野に、奴らを調査するぞ。」

『大隊長…。』

大隊長はいつもの筋トレをしている。

のだが……。

森羅「桜備大隊長…それはもう筋トレではなく、
筋トレに近い何かです…。」

桜備大隊長はバランスボールの上に立ち、腕と
頭にダンベルや重りを乗せて……その他にも色々と乗せていた。

す、すごいバランス……。

桜備「火縄！」

火縄「我々の一番の目的は、焰ビトの鎮魂と
国民の安全を守ること。
しかし、第８の裏の目的である怪しい特殊消防隊の調査や、彼らに対抗する手段も頭に置いて
おかなければならない。」

至って真面目に話す中隊長だったが……

どうしても、その帽子が気になって仕方ない。

“壁の中のせつ子さん”……。

……まるで話が入ってこない！！

アーサー「おのれグリフォン(雀)め！
また我が城に攻めてきおって…エクスカリバーの錆にしてやろう！」

あ、私以上に話を聞いていない人がいた。

森羅「お前は本当にバカだな…。」

茉希「そんなこと言って、本当にあの可愛い
グリフォンを退治しないでくださいよ。
鳥獣保護法違反で捕まりますからね。」

森羅「そういう茉希さんも結構デンジャラス
だからなァ…。」

『ちょっと森羅！？』

アイリス「でも茉希さんは、１日の９割はクールで美人で素敵ですよ。
残りの１割は……残念ですけど。」

『アイリスさんまで！！』

すると森羅が呆れたように言った。

森羅「第８の人たちはみんな変な人ばかりで…
シスターだけが救いです。」

『エ、何で私も“変な人”に入れてるの！？』

アーサー「森羅、お前が一番おかしいだろ。」

みんなで森羅に突っ込むが、背後からカチャ、と怪しい音がする。

振り向くと……

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