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__休日 ページ26

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『アーサー、もう待ってるかなぁ……』



次の日の朝、私は玄関へと急いだ。

というのも、数十分前………




茉希「エエ!?アーサーと出掛ける事になった!?」

アイリス「やっぱりそうだったんですねッ!」



茉希さん、アイリスさんにアーサーと出掛ける
ことを話したのだ。

すると二人は……



茉希「A!せっかくだからもっとおめかししましょう!」

アイリス「いいですね!服はそれでお似合いですから……髪を飾りませんか!」

茉希「それじゃあA、こっちに来て!」

『は、はい…?』




……なんて事があり、今に至る。


服は、この間母さんに送ってもらったものを着ている。

そして、何と髪には編み込みをしてもらった。


こんな綺麗な編み込みができるなんて、二人共
すごいなぁ。


そんなことを考えながら扉を開けると……



アーサー「A!」



そこには、案の定 既にアーサーがいた。



『アーサー!ごめん、遅くなっちゃって…。』

アーサー「ああ、いや……も、問題ない。」

『アーサー?』


アーサーは何故か顔を背ける。

どうしたものかと思い顔を覗き込むと、アーサーは真っ赤な顔をしていた。



アーサー「…ふッ、流石は我が姫君。この騎士王が敵わない訳だ。可愛いぞ、A。」

『…あ、ありがとう…!!』



“可愛い”、か…。

その言葉を聞き、私はアーサーにこんなことを尋ねた。



『…ねぇ、アーサーはいつも「可愛い」とか
「出掛けたい」とか、感情を素直に口に出して
くれるけど、どうして?』

アーサー「それは……後悔、したからだ。」

『“後悔”…?』



アーサーは、言うべきか否かを迷っている様子を見せながらも、こう答えた。





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__素直に→←__光の音色



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九陽(プロフ) - Shioさん» コメントありがとうございます! 嬉しい……励みになります…!! (2021年6月28日 7時) (レス) id: bdb6338ed9 (このIDを非表示/違反報告)
Shio(プロフ) - すごい好きです…!自分のペースで投稿頑張ってください!! (2021年6月27日 12時) (レス) id: cf11a0ff06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九陽 | 作成日時:2021年3月6日 13時

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