騎士王と姫 伍【炎炎ノ消防隊】

__群雄割拠 ページ20

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「ちなみに１位は？」

桜備「その隊は不動の人気を誇っている。」



１位───１２月のカレンダー、それは……


「うげ、烈火だ…」

環「うわー！！」



烈火、つまり第１のカレンダーだったのだ。



火縄「今年は人気メンの烈火が殉職してくれた
お陰で我々にもチャンスがあるかもしれませんよ。オニャンゴ中隊長で烈火の穴を埋めるのは
年的にもルックス的にも難しいでしょうね。」

桜備「なるほど、確かにな。」

森羅「不謹慎だし失礼ですよ！！
…そう言えば第３は？Dr.ジョヴァンニの中身が
出てるかも！」



あの中身が見れたら何かの手懸かりに！！

そう期待しつつ３月のカレンダーを見ると……




「…絶対に作り物じゃねェか…」

ヴァルカン「クソ野郎が！！」



───そこで、はたと気づく。


第５のカレンダーはどうなってるんだ？

もしかして火華大隊長のダイナマイトなヌー……
おヌードが……？


つい赤くなる顔を隠して５月をめくる。すると、



「誰だよふざけんな！！これ砂利やってた人たちじゃねェか！！！」


アイリス「森羅さん、何期待してたんですか？
カレンダーは男性だけですよ？」

「ちっ、違うんです！！ただどうなのかなーって…」

『と言うか、火華さんもシスターでしたよね？』

アイリス「そうです。ですから義姉さんもヌードとか興味がありません。」




───────




─第５特殊コンビナート─



火華「あぁ〜森羅のカレンダーは見たい……
見たいけど……しかし…見つかってしまう…。
森羅の魅力に世間が気がついてしまう…！！
そうなれば私だけの森羅ではなくなってしまう…
でもそれは必然、受け入れるしかないのか……」


隊員「プリンセス、今年の確認お願いします！」

火華「黙れ砂利！勝手にやってろ！！」




───────




桜備大隊長やヴァルカンはともかく、アーサーやあの火縄中隊長までやる気だなんて。



「絶対これ第７とかやる気ないだろうな…」

桜備「新門大隊長は結構な人気メンだぞ。」

「その人気メンってのやめてもらえます？
でもあの新門大隊長が？人気になるのは分かりますけど、そもそもこんな企画出ないでしょ！？えっと七月…七月は……」




…………ウン。



いや、これは人気になる画ではあった。あったけど。

でもこれさァ…



「これ絶対盗撮ですよね？」

桜備・火縄「……」





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