1000 hit Commemoration ページ32
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皆様に御報告いたします。本作、Madness Loveがついに1000hitを記録いたしました！
皆様のご愛玩くださっている日々の結果だと僕は思っております。
ささやかではありますが、1000hitを記念しましてパーティーを開きました。お眼鏡にかないましたら幸いです。これからも本作をよろしくお願いします。
2017.10.18.Wed.
鵯
それではいってらっしゃいませ。
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〜Alice in Wonderland ー1000hit記念〜
そこは白く明るくシャンデリアが控えめに輝いている。すでに招待客は揃っていて、あとは主役を待つだけだ。
「遅いなぁー」
誰かがのんびりと間延びした声を出した。
「じゃあさ、みんながアリスをどう思ってるか語ろうよ。きっと退屈しないよ？」
いきなりそう言ったのはシマシマが素敵な猫。
「いいね、チェシャ猫。それに賛成！」
面白いもの好きの帽子をかぶった青年が声高らかに賛同した。
…肘をぶつけられた紳士服をかっちり着こなした白髪と白く長い耳が特徴の青年は一つ咳払いをして、静かに挙手した。
「じゃあ、わたくしからよろしいですか？」
異議を申し立てたり誰もしなかった。
白兎は語り始める。
「彼女、Aはわたくしにとって生涯をかけて守るお嬢様です。わたくし自身の全てを差し出し笑顔になってもらう。そして彼女のご意向にそって生涯を不安なく、安らかに閉じてもらうこと。全てを彼女に献上し、それを受け入れてもらう。彼女のそばで彼女ためにわたくしにできること最大限を尽くす相手、ですね」
恍惚に酔いしれた瞳で語った白兎の執事。
周りは興味深く聞いている。愛するアリスの話だ。ここに聞かない者はいない。
「次はネズミくんなんてどうだい？」
長いブロンドと耳が特徴的な男性が少年に語りかける。
眠たそうな目を擦りながらクリクリした黒いまなこを重たそうに彼は開いた。
「えっとね〜。ぼくにとって、ありすはたいようみたいにきらきらした人だよ。にこにこ〜ってしててぽかぽかあったかいの。ぼくね〜、ありすのこと、だ〜いすき。ずっーといっしょにいたいなぁ〜ってかんじのひと〜」
ふにゃりと笑い、白い肌を桃色に染め、ゆっくりと目を細めた。普段あまり喋らない彼が眠気と戦いながら話すゆるい口調は春風のように柔らかく眠気を誘った。
隣で聞いていた白兎が少年の頭をぽんぽんと優しく撫でた。
少年は安心したようにすやすやと寝息をたてた。
Continuation→
1000 hit Commemoration→←Little Girl End(あとがき)
本日の童話
はだかの王様
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GArateA(プロフ) - 鵯さん» いえいえ、これからもお話楽しみにしていますね、更新頑張ってください、 (2017年12月24日 0時) (
レス) id: 3b0b0f93af (このIDを非表示/違反報告)
鵯(プロフ) - GArateAさん» ご閲覧、誠にありがとうございます。愛読して下さっているなんて誠に光栄です。 (2017年12月23日 23時) (レス) id: 10532b6a12 (このIDを非表示/違反報告)
GArateA(プロフ) - 初コメ失礼します、本当にこのお話大好きです。私がみたヤンデレ作品の中で一番好きなタイプのお話が多くて、異常性癖ものが大好きなので、何度も読み返してしまいました、笑 (2017年12月23日 23時) (レス) id: 3b0b0f93af (このIDを非表示/違反報告)
鵯(プロフ) - 暁月@歌い手.実況者好きさん» どうもこんばんは。いつも閲覧下さりありがとうございます。僕も今、相当悩んでおりまして。ご厚意にお礼申し上げます。 (2017年10月24日 17時) (レス) id: 10532b6a12 (このIDを非表示/違反報告)
暁月@歌い手.実況者好き(プロフ) - こんばんは！またまたここに書き込ませていただきます！Aでお願いします！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: ab03b0a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵯
| 作成日時：2017年9月30日 18時
