Alice in Wonderland ページ1
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アリスはその日、お姉さんと一緒に木陰で本を読んでいました。きらきらとお日様が笑いかけて、ざぁっと葉っぱを揺らしてそよ風が通り過ぎました。
お姉さんは熱心に本を読んでいましたが、アリスにとってそれはとてもとても退屈なものでした。
どこもかしこも文字がびっしり。ちっとも楽しくありません。
アリスは諦めて顔をあげました。すると。
燕尾服をかっちりと着こなした白いウサギがすごいスピードで二本足で走って行きました。
体に似合わない大きな懐中時計をチラチラと気にしながら、小さなメガネを押さえて通り過ぎました。
アリスは信じられない光景を見て1番最初にこう思いました。
「よし。追いかけよう」
アリスはばっ、と飛び起きて白いウサギを追いかけました。
白いウサギは林の奥のしげみの下の大きな穴に飛び込みました。
アリスは白いウサギに夢中で穴に落ちることも考えずに飛び込みました。
すると。木の穴の地面が突然なくなりました。アリスはどうすることもできずに下へ下へとまっさかさま。
落ちて落ちて、どれほどたったのでしょうか。
アリスはあまりにも地面が遠いので、ずっとずっと落ち続け、地球の反対側まで突き抜けたと思ったとき、すとん。と地面に体が着地しました。
あれだけの高さから落ちたから体は痛いはずなのにちっとも痛くありませんでした。
アリスが落ちたのは大広間。
歩きまわると角の方に小瓶が落ちていました。
中にはピンク色の液体が半分程入っていました。
ビンにはラベルが貼ってあり、こう書いてありました。
" Please drink me ! "
『私を飲んで！』
アリスは不思議に思いましたが、とりあえず飲んでみることにしました。
甘くて何かのジュースのような味でアリスは全部飲み干してしまいました。
いつの間にかアリスは眠くなってうとうとと瞼を閉じ、眠ってしまいました。
アリスは知らないうちに運命の扉を開いてしまいました。
本日の童話
はだかの王様
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GArateA(プロフ) - 鵯さん» いえいえ、これからもお話楽しみにしていますね、更新頑張ってください、 (2017年12月24日 0時) (
レス) id: 3b0b0f93af (このIDを非表示/違反報告)
鵯(プロフ) - GArateAさん» ご閲覧、誠にありがとうございます。愛読して下さっているなんて誠に光栄です。 (2017年12月23日 23時) (レス) id: 10532b6a12 (このIDを非表示/違反報告)
GArateA(プロフ) - 初コメ失礼します、本当にこのお話大好きです。私がみたヤンデレ作品の中で一番好きなタイプのお話が多くて、異常性癖ものが大好きなので、何度も読み返してしまいました、笑 (2017年12月23日 23時) (レス) id: 3b0b0f93af (このIDを非表示/違反報告)
鵯(プロフ) - 暁月@歌い手.実況者好きさん» どうもこんばんは。いつも閲覧下さりありがとうございます。僕も今、相当悩んでおりまして。ご厚意にお礼申し上げます。 (2017年10月24日 17時) (レス) id: 10532b6a12 (このIDを非表示/違反報告)
暁月@歌い手.実況者好き(プロフ) - こんばんは！またまたここに書き込ませていただきます！Aでお願いします！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: ab03b0a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵯
| 作成日時：2017年9月30日 18時
