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先生らしき人が入ってきた
誰だ？
「お前ら何やってんだ！おい離れろ！」
後ろに下がらされる。
地味に痛いんだが…
「席につけ！」
みんな席につく。
「お前らの担任の、肉山だ」
変な苗字だな〜…
吹きそうになったが我慢した
なんか、プロレスラーみたいだな…
その後すぐ出席確認が始まった
「朱澤紫乃」
『はい』
「上杉謙信」
「はい」
「織田信長」
「はぁい」
まだ出席確認は続いている。
すると、前の席に座っているみやびに話しかけられた
どうかしたのか？
「あの…」
『どないしたん？』
「告んの？答えはok」
「ではございません。どうして皆さんこのように、一触即発な空気なんでしょう？」
「そらぁ…総長になる為やろ」
『銀杏高校を束ねてはるんは、3年の総長って呼ばれる人で、みんな総長目指してはるんよ』
「なるほど…」
そんなこんなで、一日が終わった
誰と帰ろうか…考えていなかったな
「紫乃」
優しい声音で呼ばれる
いつも私を呼ぶ優しい声
すぐにわかった
『謙信…！』
「一緒に帰ろう」
『…！うんっ！…あっ…』
「どうかした？」
『…お菓子、忘れとった…』
焼いてきたフィナンシェ
渡して皆と仲良くなれれば、と思っていた
なのに、渡せずじまいになってしまった…
『どないしよう…』
「今渡せばいいと思うよ？僕も欲しいし」
そう言って爽やかに笑う謙信
なんだか安心する…
『そやな…あっ、みやび！』
「…？なんでございましょう」
『お菓子焼いてきたんやけど、良かったら、食べてくれへん？』
「食べたいです！おひとつ貰っても？」
『もちろんっ…！』
「それ、朱澤が作ったのか？」
「一個くれ！」
すると、それを見た人達が集まってきて、一つずつ取り、各々食べる
味、どうだろうか…口に合うだろうか…
「…！美味しいです！」
「甘さもちょうどええわ…！」
「こやつ、なかなかに美味いではないか！」
「ん〜♪紫乃のお菓子はやっぱり美味しいね」
「紫乃はお菓子も作れるんだな」
「多彩なのはいいことだ。また作ってくれ、紫乃」
皆口々に感想を言ってくれる
よかった…
安心すると、自然と頬が緩んだ。
さっき言い合いをしていた人達も、お菓子は食べてくれた。
皆が笑ってくれて、私も嬉しくなった。
みんなにお菓子をあげ、全てなくなった頃、
私と謙信はようやく2人で帰路についた
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紅月@aile(プロフ) - sikiさん» あ、ありがとうございます…/// (2022年11月1日 16時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - 紅月@aileさん» え、すき。（作者様のファンになってしまった人の図） (2022年11月1日 16時) (レス) id: 3fe02dba58 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - sikiさん» めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！あはは…嬉しいです…めっちゃ照れますけど…///ありがとうございます…/// (2022年11月1日 16時) (レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - 紅月@aileさん» 元Lunaです。こんにちは。もう一度、好きです！！！！！！！！私もなんか、信長公記の色々書いてるけどなんかもう、、、語彙力を私はどこに忘れてきたんだ、、、っていう。あと、、、、前回コメント返信頂いたときの「はわわ」が物凄く私に刺さった（変人）好きです（） (2022年11月1日 16時) (レス) @page13 id: 3fe02dba58 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - 月＿Luna＿さん» はわわ…ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！ (2022年9月8日 21時) (レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅月@aile | 作成日時：2022年8月27日 22時
