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俺の彼女は、
綺麗で
スタイル抜群
笑うと可愛くて
料理も上手
あー...ダメだ...。
もうそんなありきたりな事しか思い浮かばない。
昔は違った。
好きな所を言えって言われれば、もういいって言われる程永遠に語れてた。
それが、今じゃこれ。
付き合って5年も経てば大体そうなるんじゃねぇの？
だからといって嫌な所は？って聞かれても、全然出てこない。
強いて言うならお風呂のお湯が熱すぎるって事？(笑)
最初はこんなんじゃなかった。
毎日仕事が終われば急いで家に帰って、
Aが作ってくれた飯を一緒に食って、
誰も入る隙間なんて無いくらいに、俺たちは愛し合っていた。
だけど、いつからだろう。
急いで家に帰る事も、一緒に飯を食う事もなくなった。
Aの目を見て最後に好きだと言ったのはいつ？
思い出そうとしても、思い出せない程昔の話。
？「オッパ〜！次はいつ会えるの？」
G「いつだろうなー。」
？「オッパは私に会いたくないの？」
G「俺忙しいからさー。」
変に間延びした返事になるのは、この女に興味なんてサラサラないから。
遊び相手には丁度いいやって思ってたけど、自ら会える日を聞いてきたからもうダメ。
次はどいつにするかなーと視線を外へ向ければ、すぐに見つけてしまう見覚えのある姿。
やべっ！！って思ったのも束の間。
その姿は盛大にため息をつくような動きをした後、足早に俺たちの方へと向かってきていた。
まただ...。
いつも同じカフェを選んで、この俺がいつも同じテラス席に座る。
俺にだって何でなのかわからない。
体が勝手にここへ行けと動くんだ。
目が合った瞬間はヤバイと思っていたのに、その後は冷静で脳内でカウントダウンを始める。
5...
4...
3...
？「オッパ？」
2...
G「時間がある時また連絡するから。」
1...
もう連絡する気なんてないのに、作り物の笑顔を向け女の頭を撫でた。
0...
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癒仁(プロフ) - Too young to dieも読みました！今回も更新楽しみにしてます！！ (2017年1月9日 0時) (
レス) id: 6be5847502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Violet | 作成日時：2016年12月15日 1時
