クリスマス＊°.アダム＝ユーリエフ ページ36
「あ、アダムさんおはようございます」
「おはようございます。今日は早いんですね」
カーテンを開いてもまだ外は薄暗いので光は入ってこなかった。
まあ４時半だから当然の暗さだけれど。
「今日はクリスマスなので、コクリコちゃんの部屋にプレゼントを置いてきたんです」
「クリスマス…ですか？」
「あ…もしかするとご存知ないですか？」
「名前だけは聞いたことがありますが…」
「キリストの降誕をお祝いする日なんですけど…今ではケーキを食べたりプレゼントをあげたりしたりして、みんなで楽しく過ごす日みたいな感じですかね。あっ、そうだ！アダムさんにもあるんですよ！」
「私にもですか…？」
「はい！みんなに用意したので！」
リビングにある小さな棚から、綺麗な青色の紙で包装されたプレゼントを手に取った。
「メリークリスマス！はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます…」
「いいえ。いつもお世話になってますから、そのお礼も込めて」
「その…私は何もご用意出来ていなくて…」
「気にしなくても大丈夫ですよ。私の気持ちですから」
そう言うと、少しほっとしたような顔をしてありがとうございます、と微笑んでくれた。
「来年はちゃんと用意しますね」
「じゃあ、楽しみにしてます」
「はい。楽しみにしていてください」
「…ふたりともはやいな」
「あ、ルチアーノさん！おはようございます！」
チャラ、と小さな音を立てて頭につけている氷の結晶の形をした髪留めが揺れた。
彼にあげたお揃いの髪飾りはきっと女王陛下に貰った髪飾りには勝てないだろう。
それでも、いつかつけてくれたら…なんて
アダムさんが私があげた髪飾りをつけてきてくれることを、今の私はまだ知らない。
隙を見せた＊°.ルチアーノ→←クリスマスイブ＊°.マルコス'55 ��
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_Kanon_ - すみません、ギルド加入よろしいでしょうか？結構前みたいですが入りたくて.......一応S1です。 (2019年10月20日 20時) (
レス) id: 79b232c133 (このIDを非表示/違反報告)
碧夢(プロフ) - めのうさ。さん» お返事ありがとうございます！勿体無いだなんて…！本当に思ったことだったので！(^O^)こちらこそ、めのうさ。さんに読んでいただけているなんて恐縮です…！ありがとうございます！お互い頑張りましょう……！ (2018年1月6日 3時) (レス) id: 0cb86b5809 (このIDを非表示/違反報告)
めのうさ。(プロフ) - チビ猫さん» ありがとうございます！チビ猫さんにはたくさんコメントをいただいて支えられた場面がいくつもありました…！とても嬉しかったです！新作も頑張らせていただきます…！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 4feba7dbf8 (このIDを非表示/違反報告)
めのうさ。(プロフ) - 碧夢さん» そこまで言ってくださると、私も書いてきてよかったな…と思えます！私にはもったいない言葉の数々ですが、そう言ってもらえると心から嬉しいです…！読んでいただきありがとうございます！余談ですが、私も碧夢さんの作品読んでます！これからも頑張ってくださいね！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 4feba7dbf8 (このIDを非表示/違反報告)
めのうさ。(プロフ) - heartさん» こちらこそリクエストありがとうございました！勝手に落ちの話にしてしまい申し訳なかったです…。そう言ってもらえたら嬉しいです！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 4feba7dbf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めのうさ。 | 作成日時：2017年10月8日 20時
