束の間の＊°.ルチアーノ ページ4
「が、ガンナーってズルだと思いませんか！？」
攻撃を避けながらそう言うと
「そんな事言ったらスプリンターだってはやく走れてズルだろう」
と、重そうな棺を担いで追いかけてくる彼。
今はバトル中で、私はスプリンターのためルチアーノさんのＨＳがたまらないように妨害にきていた。
「あたってあたってあたりまくれ〜！」
そう言って生徒会のカードをきる。
しかし数回はあたるも、うまくバックショットでよけられてしまった。
「まだまだだな、A」
「うぅ〜！うるさいですっ！キーを多く取れば勝ちなんですよっ！」
ポータルキーは紅色が３つ、蒼色が２つ。
このまま行けば、私達の勝ちだ。
「…だが、いつまでも私の相手をしてる場合か？」
「っ、やばっ…」
味方のＨＰがのこり僅かだった。
慌てて全体回復の月夜叉をつかうと、マルコスくんとリリカちゃんからありがとう、味方ナイス！と送られてきた。
だけど、そこからがまた大変だったのだ。
「あたい、意外と器用なんだよ！わっしょい！」
「っ、うそでしょ…」
ふたりは防御のカードがあがっていないのか、タレットに攻撃されてしまう。
マルコスくんはリリカちゃんを守るためにタレットの前に立ちはだかるが、倒されてしまう。
その次の標的はリリカちゃんで、続けて倒されてしまった。
そしてその次の標的となるのは私
全天をきってまといちゃんと乃保ちゃんを攻撃カードで倒す。
あとは、ルチアーノさんだけ。
マルコスくんとリリカちゃんが来るまでは守らなきゃ。
そう思い、ＨＳを使おうとした時だった。
「この棺に触れるな！」
「なっ…」
見えたのは相手のＨＳを奪う旗のカード
「…悪いな、A」
目の前の世界がモノクロに染まる。
拳銃を向けられ、心臓あたりをうたれる。
「もう、だめ…ごめんなさい…」
倒れる直前に彼からなにか言われた気がしたけれど
意識が飛びそうだった私には、なにを言われたのか分からなかった。
「ルチアーノ、ナイスだよ！倒れちゃって悪いね…」
「ほんと助かった。」
「いや、構わない。…むしろ、２人の方が好都合だ」
「なんだいなんだい？そんなタイマンに自信があるのかい？」
「……Aを殺.していいのは私だけだからな」
＊
『もう、だめ…ごめんなさい…』
『…A…また、殺.させてくれ』
その苦しむ顔が、悔しそうな顔がたまらなく大好きだから。
自分だけが見ていたいから。
自分だけのものにしたいから。
どうして斬られるとき笑ってるの＊°.双挽乃保→←ハートにきゅん＊°.魔法少女リリカ
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_Kanon_ - すみません、ギルド加入よろしいでしょうか？結構前みたいですが入りたくて.......一応S1です。 (2019年10月20日 20時) (
レス) id: 79b232c133 (このIDを非表示/違反報告)
碧夢(プロフ) - めのうさ。さん» お返事ありがとうございます！勿体無いだなんて…！本当に思ったことだったので！(^O^)こちらこそ、めのうさ。さんに読んでいただけているなんて恐縮です…！ありがとうございます！お互い頑張りましょう……！ (2018年1月6日 3時) (レス) id: 0cb86b5809 (このIDを非表示/違反報告)
めのうさ。(プロフ) - チビ猫さん» ありがとうございます！チビ猫さんにはたくさんコメントをいただいて支えられた場面がいくつもありました…！とても嬉しかったです！新作も頑張らせていただきます…！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 4feba7dbf8 (このIDを非表示/違反報告)
めのうさ。(プロフ) - 碧夢さん» そこまで言ってくださると、私も書いてきてよかったな…と思えます！私にはもったいない言葉の数々ですが、そう言ってもらえると心から嬉しいです…！読んでいただきありがとうございます！余談ですが、私も碧夢さんの作品読んでます！これからも頑張ってくださいね！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 4feba7dbf8 (このIDを非表示/違反報告)
めのうさ。(プロフ) - heartさん» こちらこそリクエストありがとうございました！勝手に落ちの話にしてしまい申し訳なかったです…。そう言ってもらえたら嬉しいです！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 4feba7dbf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めのうさ。 | 作成日時：2017年10月8日 20時
