☆*:.｡. ホームレス女学生 .｡.:*☆ 〜Homeless schoolgirl〜 ３

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そのまま先輩達と話しながら




お弁当を食べようと、タオルをほどくと…









…ん？








お弁当箱の上に紙が乗せてあって、何か書いてある？








読んでみると…






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（人1）ちゃんへ



勉強お疲れさま！


今頃、学校楽しんでるんかな？



残り少ない学校生活やねんから、友達といっぱい話しや！








（人1）「綺麗な字…」

感心しながら、続きを読むと…







あと…もし何かあったら、すぐ俺に言ってや？
俺はいつでも、（人1）ちゃんの味方やから！





ってことで、午後も頑張りや！笑




p.s.


俺なりに頑張って作ったつもりやけど、もし美味しくなかったら、ごめん…笑

その時は、無理せんと残してくれて大丈夫やで！


のんちゃんより


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（人1）「…」



彼の優しさを感じるし、なんか心が温まる…





っていうか






それより不意打ち過ぎて、今にも涙が出そうや…







重「あひゃひゃっ……なぁ（人1）ちゃん！笑」








（人1）「……」







重「あれ……（人1）ちゃん？」






紫「…？」






紙をポケットに入れて、お弁当を開けると





わぁ…





色合いも綺麗で、いろんな具が入ってて、見た感じだけでもすでに美味しそう…







（人1）「…ふふっ」




あんなこと書いてたけど…絶対、美味しいやろ！笑








パクッと、一口食べてみると…






モグモグ…



（人1）「…美味しい。笑」


忙しいやろうに…





こんなに、ちゃんと丁寧に作ってくれてるし






文句も言わず、送り迎えまでしてくれてて…







何言っても、結局ちゃんと受け止めてくれるし…

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