☆*:.｡. ホームレス女学生 .｡.:*☆ 〜Homeless schoolgirl〜 ３

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望「うん…じゃ、ごゆっくり〜」


部屋から出ようとする望くん…





（人1）「あっ…」



グイッ







無意識に彼の腕を引っ張って引き止めてしまう…





望「ぅおっと！…えっ、どした？」

少し体勢を崩しながらも、振り返ってくれる…








（人1）「えっ…と…」


引き止めたけど、特に言うことはなくって…



勝手に戸惑う私…




望「…？」









（人1）「その…」

自分で引き止めたのに…どうしたらいいんや？









望「…ん？」



どうしよう…どうしよう…





（人1）「その、あの…さ…一緒に寝よ？」







望「……へっ？」

めっちゃポカーンとしてる望くん…



って！！




何てこと言ってるんや、私！！







（人1）「あっ！ごごっ、ごめん…今の忘れて！」


ヤバイ、完全に頭が回ってないわ…







望「……ええよ？」








（人1）「…え？」








望「居らん間に…何かあってもアカンし、心配やしな。」







（人1）「えっ……えぇ？」








望「俺がおるから、安心して寝え？」






（人1）「…」


自分から言っといて、何やけど…




今、全く眠ないし…笑






（人1）「…」


とりあえず、ベッドに寝転ぶけど…









望「失礼しま〜す……」


隣に入ってくる彼



それと一緒にいつもの匂いもするし…









ドキドキドキドキドキドキ…




望「ほら…気にせず寝ててええで？」


や、優しい…けど…





近くで見る顔…やっぱり綺麗。






一人用やから、結構密着してるし…




ドキドキドキドキドキドキドキドキ…






こんなん…寝れる訳ないし〜！！





望「あっ、そういやさ…」







（人1）「…？」







望「何で移ったんやろな…？」







（人1）「へ…」


ドキドキドキドキドキドキ…




望「いや〜…だって、そんな近くにいたわけやないし…インフルエンザって訳でもないしさ？」


いや、覚えて無いだけでかなり近かったよ？笑




ドキドキドキドキドキドキドキドキ…





（人1）「そっ、それは……」







望「な…何でやろうな？笑」

知らんから笑ってるし…








（人1）「なっ、何でやろうね…笑」



でも、言われへんし…

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