☆*:.｡. ホームレス女学生 .｡.:*☆ 〜Homeless schoolgirl〜 ３

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自分を大切に…か。






（人1）「う〜ん…それは気をつけてるよ？笑」







望「えぇ〜…嘘や！お弁当と自分の怪我の2択で、お弁当大事にしてるやんかっ！笑」





まぁな〜…そう言われたら、確かに？笑





う〜ん…でも…






（人1）「ちょっと…違う。」







望「は…？笑」








（人1）「自分が怪我するか、望くんが怪我するか…って感じ！」








望「俺…？笑」








（人1）「それで、望くんを助けて自分が怪我した方がマシやから…」



望くんは私の恩人やから…何よりも、その人の苦労を無駄にしたくないし…









（人1）「やっぱり…望くんが大事やからさ。」


全部、本当のこと…









望「……」


黙り込む望くん…







（人1）「…？」








望「…あほか。」







（人1）「…！」







望「（人1）ちゃんは…1人しか居らんねんで？」







（人1）「…望くんも、1人だけやん。」







望「まぁ…そうやけど？でも、お弁当はモノやから！笑」






（人1）「…」







望「モノなんて、いくらでもある！…でも、人間はみ〜んな1人だけ！（人1）ちゃんも、その1人やろ？」

めっちゃ優しく話す望くん…







望「それに…もしそうなっても、俺なんか優先せんで、自分の身を守って？笑」







（人1）「えっ…望くん居らんかったら、私生きてないよ？」







望「あ〜…そうかもしれんけど。笑」







（人1）「私には、望くんが1番大事！」








望「ふはっ…俺が？笑」







（人1）「私の…命の恩人様やから！」

手をスリスリして、拝む…







望「崇められ過ぎて、息苦しいわぁ…笑」







（人1）「望様〜…笑」

スリスリ…






望「馬鹿にしてるやん！笑」







（人1）「してない…ふふっ！笑」






望「おい！笑ってもうてるし！…お仕置きやぞっ！笑」







（人1）「えぇ…何それ？怪我人でも出来るお仕置き？」







望「う〜ん…俺の自己満足かな。笑」

そう言うと、何やら不敵な笑みを浮かべる望くん…






（人1）「…嫌な予感。笑」

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