一通のお便りが届きました。【zm】 (ページ6)

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お便り1:わすれたもの？＃a ページ6

貴方視点

『あ～ぁ、お手紙をお届けに来ただけなのになんでこうなったの？もう全部叫ぼうとしたお客様のせいだ！そうに違いない。あー絶対兄さんに怒られるし、はぁー』

いくら考えてももうどうしようもない、しかし、郵便屋の力も無限じゃないのになあ。まあ、仕方ないか。

(バタンっ)
扉を開けるとある人と目が合った。

ni「随分と遅い帰りだな黄泉。」

丁寧な言葉だが結構怒ってるぞ、こやつ。

『違うのよ兄さん！叫ぼうとしたお客様が悪いのよ！！』

ni「いつも言っているだろう、お客様とは必要以上関わらないって。そうしなちゃ記憶が取りにくいて。」

『あーあー聞こえなーい。』

呆れてものも言えてないようだ。ふーん勝った(^-^)V

ni「もう一度はないからな。ほら、甘いもん用意したから食え。」

『わあーい♪ありがとう兄さん大好き(*^ω^*)』

兄さんが作るスイーツはいつも美味しいから、嬉しいわ。

ni「へぇーへぇー、安い告白。まあ、お前にはまだ郵便屋の仕事をしてもらうからな。」

冷たく言うが手には私の好きなカフェオレを用意してくれている。

『ありがとう兄さん、ちゃんと仕事はするから安心して。』

ソファーに置いたお客様が意識を取り戻そうとしている。

『あ、そろそろお客様が目覚めると思うから部屋から出てった方がいいわよ。』

ni「相変わらず、人使いが荒いな、、、。一応隣の部屋にいるから、何かあったら呼べよ。」

(バタンっ)
静かになった部屋で少し考える。この少年は何故こんなに気になるのか、つい素で話してしまったことも、、、、、、。少女は考えるのをやめた。

『きっと覚えるほど大事な記憶ではなかったのね。』

ゾムが目覚めるまであと少し、、、、、、。

新登場人物

兄さん
本名不明
年齢不明
身長不明
黄泉を大事な家族のように思っている。
郵便屋を手伝いをしている。
料理が上手い。
字幕
ni「」

ni「やっぱりあの人、人使いが荒くない？」

解説？のようなものです。

郵便屋
手紙を届ける死者生者は関係がない。専用の郵便ポストがある。差出人には何かしらの代償が必要。何世代にも続いている由緒ある職業、本来は後継人や専用の力は無限だか、黄泉は違うらしい。

(いつか設定は増えると思います。)

あ、スイーツを食べる黄泉ちゃんです。