一通のお便りが届きました。【zm】 (ページ43)

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お手紙26:ゼロからのリスタートページ43

os「ええー、バレちゃっためうかあ。」

gr「哀れだな。”二回目”でもバットエンドになるとはな..もはや運命に嫌われてるんじゃないかと思うよ。」

「そんなことは良いんだよ。もっかい時戻りを頼む。」

gr「…俺が1人の干渉に対しては三回しか使えない。それは知ってるな。」

「分かっている、これで最後だ。それでも無理だったら全てを犠牲にする。」

os「よっぽど大事な子めぅね。今まで見てきたけどそんなに焦る兄さんは珍しいめぅ。」

言われてみたらそうかもしれない。だけど少し違う。

「これは醜い独占欲だよ、大事とは少し違うな。」

きっと初めて会った時から心が奪われていたんだ。

gr「…一応聞くけど後悔はないな。」

「ある訳ないじゃないか。意地悪だなグルッペンは。｣

gr「それなら良かった。これは想いを使うからな。しかし三回目となると情報屋は完全に覚えていると思うぞ。気おつけろよ。」

「ああ、”次こそ”失敗はしないからな。封じておくよ。」

[ならば安心だな。時よ戻れ。名はグルッペン.フェーラーが刻む、クロックワーカー。]

次こそは…ハッピーエンドになって欲しいな…黄泉………。

とある記憶

○月✕日

私は郵便屋に会った。

その人はとても美しく、まるでこの世のものとは思えなかった。

齢二十歳もいかない少女なのに、一人で運営をしているそうだ。

彼女と私はどうやら一度会ったことがあるらしい。

何故そんなに悲しそうな顔をするんだ

『俺の事を知ってるんか？なあ、郵便屋、
いや……

なんだっけ。』

バットエンド:繰り返される物語。