一通のお便りが届きました。【zm】 (ページ32)

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お便り7:痛みの正体は？… ページ32

『はあ、はあ、早くここから離れなくちゃ。』

皆の話を聞いてしまった…。私は大バカ物だ……《ごめんね、トントン、ロボロ……お兄ちゃん。》もうこれ以上私の大事な人達に迷惑をかけられない。
苦しい…目眩も止まらない……クラクラする。

後ろから足音が聞こえる…来てしまったか。

？「はぁ～い、お嬢ちゃん抵抗しなければ優しくするから止まってくれないかな。」

？「そんな丁寧やなくてええやろ大先生。さっさとグルッペンの所に連れていきゃあいいやろ。なんでわざわざ声をかけんねん。」

『誰なのよあんた達は…はあ、組織側かあ。』

残り限られた力を使うかいや、流石に逃げられないか。

？「え、てか待ってこの子めっちゃ綺麗じゃん。スタイル良し、声も良し、顔も良し、最高じゃん。んんッ!!…どうも美しいお嬢さんどうやら道に迷ってしまって案内をたのみた((？「何ナンパしとんねん!!!!俺たちはこいつを捕まえに来た!!わかったか!!!!」

もしかして青い男の方なら色仕掛けでいけるかな

『……できればお兄さん達のお名前を知りたいな♡(ｷｭﾙﾙ～ン)』

(ﾎﾟｯ)

？「おおぅっまじでこの子可愛いやん。そういや名乗り遅れたな。僕は鬱島大通称”記憶屋”だよ。よろしければ鬱先生と呼んでくれｷﾗｯ(ut)」

？「え、もしかして俺もする流れ??俺は捏島孝行そこの大先生と同じ”記憶屋”をしている。まあコネシマでええわ。(kn)」

記憶屋か、かなり厄介な奴を送り込んできたな。しかも2人でかコネシマとか言う男は押したらいけそうだけど鬱先生は違う。わざと私が”油断”させるように軽い振りをしている。どうすれば………。

kn「もうええやろ大先生、さっさと連れていくぞ」

(グイッ)しまった。腕を掴まれた。

『いや！私は行かなければ行けない所があるの!!離して!!』

ここまで来たら一瞬の隙を作るだけでいい力を使わないと…私はあの場所に行く!

『郵便屋能力…

(ｸﾞﾊｯ)

ポタ…ポタ………口から何かが垂れている……とても綺麗な赤色だ……。

『ああ、私の血かあ。』

ut「おい！シッマ丁寧に扱えっていっただろ!!!なんで無理矢理連れていこうとした!!せめて気絶とかしてから……」

さっきのふたりが何かを話している…もう聞こえな………

(バタッ)

私の意識はそこで途絶えた。

鬱島大捏島孝行(ｳﾂｼﾏﾀﾞｲコネシマタカユキ)

通称鬱先生,コネシマ
時間屋をしているグルッペンにAを連れてくるよう言われたようだか………