一通のお便りが届きました。【zm】 (ページ19)

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お手紙14:彼女が見た××の本ページ19

母「あらもう寝るのね。」

「おん、だから絶対に”部屋に入んなよ”」

母さんは少しの間考えて「あら、もう希もそう言う年頃なのね。お母さん嬉しいわ～｡｣

「ちゃうわ！！もう変な妄想せんといてくれる？」

母「ふふ、おやすみなさい｡」

はー、母さんは昔から勘違いが激しいからな。父さんに相談せんといてよ。(怨念)早く黄泉とこ行かな、部屋に居るはずやから……はっ、もの漁られてたらどないしよ。

「願うしかないか…。」

(ガチャッ)

階段を登り、ドアを開けるとそこには俺の秘蔵の本を”真顔”で見ているが黄泉の姿があった。

『あらゾム遅かったじゃない退屈してたから本を読ませてもらったわ。最近の本はこんな風なのね。』

「うわあーーー!!違うんや黄泉幻滅せんといてや。」

『幻滅？なぜ本は知識を得るための素晴らしいものよ。どうしてそんなことを言うの？』

「ちゃうんや、ちゃうんや、それはそうやないんや。」

『そうなの所でこの人は何故裸なのかしら？風邪をひかない((うわぁーーーわーーーわーーー!!!」

母「うるさいわよ希！どうしたの虫でも出たの？お母さんが退治するわ。」

「待ってや待ってや、母さんは来んくてええむしろ辞めてくれや。」
(ボソッ)

「いいか黄泉今見たものは記憶から抹消しろよ。」

『なん「いいからもう言わんもいてくれ。恥ずかしくて死ぬわ。」

『分かった今日は何も言わないわ。もう寝ましょう疲れたし。』

うんうん、もう寝よ……あれ？そこ俺のベット

「俺は床で寝るから黄泉はベットでねてな。」

『？どうしてゾムも一緒に寝ればいいじゃない。』

「え？え？え？え？(謎)」

『一緒に寝る事は兄さんともやった事あるわよ。』

何やってんだあいつ変態やな。

『まあ勿論私が無理やり引きずったけど三日も寝てなかったのよ。そりゃ無理やり寝かすしかないじゃない。よく眠れなかったらしいけど。』

「それは別の意味で眠れなかったと思うんやけど……」

『だからゾムも大丈夫よ。ほら早く来なさい。』
(グイグイ)
こいつやっぱり恥じらいをどっかに捨てたやろ、あっでもいい匂い……って変態!!今は来るんじゃねえ。
腕を掴むな!!やめろ、胸柔らかいな……だからちゃう！！
横で黄泉はもう眠りについているようだ。

「え、この状態で寝るの。てか腕捕まってるから出られねえ。あーもー！！」

かくして、俺の長い長い夜が明けていった。