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#35 ページ36
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Takahiro side
かと言って。
望とAが浮気してるなんて証拠なんて無かった。
早く。
このモヤモヤを消したくて、Aは俺の大事な人やって叫びたくなった。
望なんかより俺の方がAのこと愛しとるから。
「………A」
「崇裕くん…？」
仕事から帰って、Aを後ろから抱きしめた。
家に帰ったらAに「おかえり」って言って欲しかった。
「…………A、……結婚しよか？」
だから
Aにプロポーズした。
「………返事、言える？」
俺がそう言ったらAは
「……宜しくお願いします…」って。
頬を紅くしながら微笑んでくれた。
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作者名：ふぇありー | 作成日時：2017年10月7日 20時
