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「大事にするね、このウサギ」
「名前はのんすけと命名しまーす」とか俺のあだ名使い出すからちょっと吹いた。
でも「大事にするね」それだけで嬉しかった。
ゴンドラは丁度、頂上へ差し掛かった。
一面に広がる光がイルミネーションみたいですっごい綺麗やった。
今日の事は一生忘れへん。
忘れられへん。
「私、のんちゃんに言わなきゃいけない事があるの」
さっきまで窓の外を見ていたAは俺の正面へ座った。
真っ直ぐ俺を見つめるから
離れられへんかった。
逸らすことなんて出来ひんかった。
「私……………………………
………………崇裕くん………に…………
プロポーズされたの……………」
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作者名：ふぇありー | 作成日時：2017年10月7日 20時
