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#19 ページ19
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「…………ん」
目覚めるとカーテンから光が差し込んでいた。
………朝や。
今日はオフやからちょうどええわ。
寝とこ、と思いながら向かいで寝ているAにキスを落とす。
「ん…..のんちゃん、おはよう」
「二日酔いやろ?」
「……ふふ、みたい」
しっかり者のAがまだ布団の中でモゾモゾして二度寝しようとしてる。
そんな事でさえ、愛しいって思ってしまう。
「………なあ…A」
「んー…?」
Aを呼ぶとまだ眠たそうな声が返ってきた。
反射的に後ろからぎゅっと抱きしめた。
「……もー、、…のんちゃん朝からえっち…」
「くっついただけやん(笑)」
今日の発見。
Aは、寝足りひん時、寝起きの悪い子供みたいになる。
「今日さあ、オフやねんけど」
Aの肩に顔を乗せてみる。
びっくりしたのかAは、少し身体を震わせてた。
「何？」
「どっか、行かへん？遊園地とか」
少しくらい
外でも
Aを独り占めしたかった。
その独占欲が
俺を掻き立てた。
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作者名：ふぇありー | 作成日時：2017年10月7日 20時
