" Irregular " な中間管理職【２】 (ページ7)

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^ ツアー初日ページ7

い

ないこ「おはようございます。いれいすです。本日はよろしくお願い致します！」

「「お願いします」」

今日は待ちに待った冬ツアーの初日公演。

夏ツ以来のLIVEで私を含むメンバー皆気合い入りまくっとるからいつもの事やけど騒がしい

スタッフ「じゃあ、ユニットのリハーサルしよっか」

最終確認でマイクチェックとかイヤモニチェックをするんやけど今はユニットコーナーのリハやから残りの5人は自由時間

りうら「んんん ... こうら姉 ... りうら緊張する ... 」

後ろから抱きついてきて左右にゆらゆら揺れながらどうしようどうしようと呟いてる最年少はいつもに増して緊張しとるみたいでマイクを持つ手が少しばかり震えているのが見てわかった

「大丈夫大丈夫。りうちゃんらしく自由にやったらええんよ」

りうら「口から心臓でそう ... 」

大丈夫大丈夫。と手の甲を摩ってあげれば後から " んん ... " と唸る声

相当緊張してるなこれ。

「そうや、りうちゃん！」

りうら「んん、？」

「ないちゃんに内緒でさぽたむしよっか」

少しでもリラックス出来れば、とそう提案すれば

りうら「んはっ、こうら姉めちゃくちゃいたずらっ子の顔してる」

といつもの笑顔で笑ってくれるからすこし安心

「いひっ(笑) リハ終わったらウーバーしような」

りうら「こうら姉の奢り？」

「そうやって末っ子の特権使ってきやがって〜〜！」

りうら「だめ、？」

「 ... ずるいなぁもう。ダメじゃないに決まってるやろ！私がぱーっと奢ったる！！！」

りうら「やったぁ！！こうら姉だいすき！！！」

「こういう時ばっかり〜！」

りうら「こうら姉が本気にしてくれないだけでりうらいつも言ってるじゃん。だいすきだよって」

りうちゃんと話してれば " 次赤組〜 "とスタッフさんに呼ばれるりうちゃん

「よし、リハ行っといで」

りうら「行ってくる」

リハを終えた青組と入れ替えでステージに向かってったりうちゃんを見送り私はイヤモニでりうちゃんの歌声を聴きながら衣装確認に向かう

よし。今日も頑張るぞ。と気合を入れつつ足を早めた。