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あ
「 お誕生日おめでとう 」
初兎 「 おめっと 」
悠佑 「 ありがとうな 」
今日は最年長・みんなのアニキこと悠佑氏のお誕生日。
ということでケーキとご飯を買い悠くん大好きマン1号の初兎ちゃんを連れ悠佑宅に来た。
2号のまろちゃんには秘密で来たもんだからさっきっからディスコの通知が鳴り止まないのが聞こえてくる
きっとないちゃん辺りから聞いたんやろな
「 にきにきはうす久しぶりに来た 」
初兎 「 俺も久々やわぁ 」
悠佑 「 ないこん家で会うこと多いもんな 」
相変わらず悠くんらしい家にお邪魔し、まずはこのご時世やしということで洗面台をお借りする
「 ハンドソープめちゃくちゃええ匂いやな 」
悠佑 「 どこのも変わらんやろ(笑) 」
「 んなことないんよ！悠くん家のやからええ匂いやねんて 」
" なんやねんそれ " と笑われるけどほんまにそうでなんか特別ええ匂いに感じるねん。
自分でもなんでか分からへんけど、(笑)
人ん家のやからなんかな。
「 ご飯買ってきたから食べよーや！ 」
初兎 「 食べよ！悠くんの為にめっちゃ買ってきてん！いっぱい食べ！ 」
悠佑 「 ははっ(笑)お前らホンマに弟と妹みたいでかわええわ 」
弟と妹みたい
この言葉に少し胸が痛んだのは気付かないフリをした。
初兎 「 このチキンさこんなに買わんでええって言ったんにこいつめっちゃ頼むねん 」
「 はぁ？あんたやってカゴにピザ思いっきし入れとったやんけ 」
なんて子供みたいなやり取りをしてれば相変わらず仲ええなと笑われる。
それぞれがおなかいっぱいになり始めた頃おもむろに鞄から箱を取りだした初兎ちゃん
初兎 「 これ。いつも悠くんにはお世話になっとるから。 」
メンバーからじゃなくて俺ら二人から 、と某ブランドの箱を手渡す
悠佑 「 メンバーみんなからひとつって決まりやったやん。
俺だけ貰われへんよそんなん 、」
「 ええの。気持ちやから。受け取ってや 」
初兎 「 そうやで？かわええ弟と妹からお兄ちゃんにプレゼントや。(笑) 」
「 自分でかわええって言わんねん普通 」
気持ちやから。と言ってもうーん。と渋る様子の悠くん。
きっと私らだけじゃなくてほかのメンバーにも悪いなって気持ちが少なからずあって引っかかってるんやと思う
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作者名：おたくてゃん | 作成日時：2022年12月14日 22時
