1. ページ1
ピピピピピピ……
ピッ
ぐぁぁあ……朝か
母「Aー!!!!ご飯出来てるわよー!!!」
お母さんのうるさい声が1階から響き渡る
「はーーーい。」
返事をしながら、重い体を起こして半目状態でゆっくり階段を降りていく
ドンッッ
「いってーーーな!!」
見上げると怖い顔をしたお兄ちゃんがいた。
だが、私だって分かるとその怖い顔も一気に変わって、笑顔になった
私に抱きついて、
聖臣「おはよう。俺の可愛い妹」
「きもいからそれやめろ」
トゲのある言葉を放つとお兄ちゃんはズーーーンと暗くなった
無視してリビングへ向かった
「おはよ!お母さん」
母「おはよう!聖臣にまた可哀想なこと言ってーー。もうちょっと優しくしてあげなさいよーー」
「うぃーす」
適当な返事をして、食パンをかじった。
ご飯を食べた後、髪をセットして、制服に着替え家を出る準備をした
「行ってきまーーす」
聖臣「おいAちょっと待て。マスクしていけ。除菌シートは持ったか?消毒液も持っていけよ。」
出たよ……
「はいはい。」
お兄ちゃんに貰ったマスクをつけて、除菌シート、消毒液もカバンに入れた
めんどくさいなーー。このお兄ちゃんは……
聖臣「ていうか、なんで井闥山に来なかったんだよ、なんで梟谷行ったんだ」
そう、私はお兄ちゃんの行ってる井闥山学院に行かず、梟谷高校に行ったのだ
なんとなく、梟谷高校の制服が可愛いなと思ったから行った(?)
お兄ちゃんのネガティブモードが始まったのでそそくさと家を出た
……………………………………………………………………………
149人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みみ | 作成日時:2024年3月26日 16時