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ピピピピピピ……


ピッ


ぐぁぁあ……朝か

母「Aー!!!!ご飯出来てるわよー!!!」

お母さんのうるさい声が1階から響き渡る

「はーーーい。」

返事をしながら、重い体を起こして半目状態でゆっくり階段を降りていく


ドンッッ

「いってーーーな!!」

見上げると怖い顔をしたお兄ちゃんがいた。

だが、私だって分かるとその怖い顔も一気に変わって、笑顔になった

私に抱きついて、

聖臣「おはよう。俺の可愛い妹」

「きもいからそれやめろ」

トゲのある言葉を放つとお兄ちゃんはズーーーンと暗くなった


無視してリビングへ向かった

「おはよ!お母さん」

母「おはよう!聖臣にまた可哀想なこと言ってーー。もうちょっと優しくしてあげなさいよーー」

「うぃーす」

適当な返事をして、食パンをかじった。


ご飯を食べた後、髪をセットして、制服に着替え家を出る準備をした

「行ってきまーーす」

聖臣「おいAちょっと待て。マスクしていけ。除菌シートは持ったか?消毒液も持っていけよ。」

出たよ……

「はいはい。」

お兄ちゃんに貰ったマスクをつけて、除菌シート、消毒液もカバンに入れた

めんどくさいなーー。このお兄ちゃんは……

聖臣「ていうか、なんで井闥山に来なかったんだよ、なんで梟谷行ったんだ」

そう、私はお兄ちゃんの行ってる井闥山学院に行かず、梟谷高校に行ったのだ

なんとなく、梟谷高校の制服が可愛いなと思ったから行った(?)

お兄ちゃんのネガティブモードが始まったのでそそくさと家を出た
……………………………………………………………………………

2.→



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作者名:みみ | 作成日時:2024年3月26日 16時

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