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プシューーーー
ガタン
電車を降りて、歩き出した
とは言っても、学校の道いまいちよく分かってないんだよな
……
あ、さっき電車で見かけた人だ、
あの人について行けば大丈夫かな
わたしはその人にそーっとついて行くことにした
多分、ついて行ってることばれてない
あ、ほらついた
やっぱり天才だなぁー、わたしって
最初に先生に色々聞くために職員室へ向かった
「きみが、転校生やね」
「はい。藍沢Aです」
教科書をドーンと渡され、自分の教室へ向かった
ちょっと緊張するな
「ここが、藍沢さんのクラスね」
「後で呼ぶから、ここで待っててね」
ガラガラガラ……
トン
自己紹介、どうしよう
クラス、ガヤガヤしてるな
「入ってきてええよ」
わっ、きた
ガラガラガラ
ザワザワ……
こわいこわい、何話してるのかわかんない
「はじめまして。藍沢Aです。宮城から引っ越してきました。よろしくお願いします」
『よろしくお願いしまーす。』
ふー。なんとか自己紹介クリア
「じゃあ、あの空いてる席に座って。」
「あ、はい。」
空いてる席へ向かった
ん？
この隣の寝てる人って……
も、もしかして
電車で会った人じゃん……
普通に終わったんだけど……
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作者名：みみ | 作成日時：2024年3月18日 2時
