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私は、いろいろあって宮城県から兵庫県まで引っ越してきた高校2年生だ
今日から稲荷崎高校という所に通う
正直不安の山で潰れそうだが、まあなんとかなるだろう精神で朝の用事を済ませる
「早くご飯食べないとご飯冷めちゃうよー！」
「分かってるってばー」
ドタドタと階段を下り、ご飯を食べて髪型のセットをした
よし、今日は前髪いい感じ
時刻は7時30分
そろそろ出ないと遅刻しそう。初日から遅刻はまじ勘弁
「行ってきまーす」
急いで駅へ向かった
電車内
はー。ちょーねむい
お、わたしと同じ制服の人がいる
その人は背が高くて、黒髪のセンター分け
眠そうに壁にもたれかかっている
パチッ
やばい目が合ってしまった、
急いで逸らした
絶対変なひとって思われたじゃーん…死んだ
もう一度、その人を見てみる
また目が合った
……ていうかずーっと見られてる気がするんだけど……
こ、怖いなあの人。何考えてるのか分からん
次は__〇〇駅、〇〇駅_____
あ、降りなきゃ
その人も扉付近に移動した
何年生かな、あの人
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作者名：みみ | 作成日時：2024年3月18日 2時
