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アキトくんのいう事に首をかしげるとへへっと少年みたいに笑う。
「俺ここに決まるまでずっと断れててん。俺の能力じゃ低すぎて誰も取ってくれなかった。
でもフウマ様は俺の能力は力が強すぎて扱えてないってことを教えてくれたし、
こんななんもできん俺にもここに居ってええって言ってくれたし、大事にしてくれるんや。
俺、ずっとフウマ様に会うまでは自分は全然才能ないって思ってたし、もう受からんって思ってた。
でも今は自分は能力扱えてないだけって気づけたし、ソウさんもジュンタくんも優しいし、ここに来てよかったって思ってる！」
そう語るアキトくんはほんまに純粋な笑顔をしていた。
僕が心配する必要なんてなかったなぁ。
安心で笑みがこぼれる。
「たしかになぁ、さっきも話聞いていて思ったけれどなんだか連れ去られた気分じゃないし、今だって捕まってるって感じしないなぁ。
なんだか安心した。アキトくんが楽しそうで。」
「おん！」
わんちゃんみたいな顔で笑うから思わず頭をなでると、照れたように眉をハノ字にさせる。
「ちょお、なんやねんっ」
「んへへ、なんとなくなぁ」
「も〜。
トモの方はどうなん？ケント様！」
お師匠様の名前が出されてなでていた手が止まる。
お師匠様のことが頭に浮かぶと途端に攫われたことで会えないのが寂しく感じる。
撫でていた手を降ろす。
「おん・・ダイキくんもリュウセイもめっちゃええ子で一緒にいて楽しいで？
おししょうさま・・・・すっごく、好き。」
「え・・・？」
「優しくって、あったかくて。大好き」
自分の両手をキュッと握る。
お師匠様のところに戻りたいなぁ。
「それってどういう・・・あっ」
「・・？どないしたんアキトく・・・」
話しかけていたアキトくんが僕の後ろを見てぽかんと固まる。
その様子を見て振り返る。
大きな白いキラキラとした光があった。
もしかして。
胸の高鳴りが止まらない。
to be continue...
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いちすけ(プロフ) - お返事ありがとうございます！わかりました^_^この小説とても好きなので更新再開楽しみに待ってます(°▽°) (2018年6月16日 21時) (
レス) id: d040b6979e (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - いちすけさん» こんばんは。閲覧ありがとうございます。続きは編集中の為パスワードが掛かっております。更新再開まで少しお待ち頂ければ幸いです！ (2018年6月16日 5時) (レス) id: f0bc5c27fe (このIDを非表示/違反報告)
いちすけ(プロフ) - こんばんは。続きが見たいのですが、パスワードはどうやったらわかりますか？>_< (2018年6月15日 21時) (レス) id: d040b6979e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りとる☆★杏子 | 作成日時：2017年7月29日 3時
