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助手になると見習いの時にはさせてもらえなかった、お師匠さまの新術のお手伝いができるようになんねん！
今開発中なのは、性別を変える魔法。
｢じゃあ、まずはダイキとリュウセイにかけようか｣
｢にゃう｣
｢えっ、ダイキくんはともかく、リュウセイは大丈夫なんでしょうか…？｣
ダイキくん、というのはお師匠さまのパートナー。
赤いおめめでとっても元気。
そして白き動物界イチ優秀な魔法動物のウサギさん。
お師匠さまやダイキくんの事は信頼しているけれど、今生まれたばかりのリュウセイには荷が重いんじゃあ……
｢この子達は魔法を体内から逃がすのが得意なんだ。だから心配しなくて大丈夫。ダイキもついてるしね｣
｢リュウセイ、きみ、すごいんやねぇ…！｣
｢まずは彼らを人型にしよう。ダイキは自分で成れるね？リュウセイの変身はトモに手伝ってもらおう｣
｢はいっ！｣
魔法を使おうと集中し始めたダイキくんに負けじと、ボクもしっかり集中してリュウセイに杖をちょんっと当てると、一瞬でピカピカっと眩い光に包まれる。
眩しさに思わず目を閉じ、次に開いた時には見覚えのある黒髪の男の子と、初めて見る金髪の男の子が。
｢この体んなるん久しぶりやぁ〜！｣
慣れたようにグイーッと伸びをしてお師匠さまの元へ向かったのはダイキくん。真っ赤なおめめはそのままに、真白いウサギの姿からは想像できへん凛々しい黒髪がよう似合う。
｢オレ、しゃべれる…｣
こっちは驚いた顔をして手を握ってみたりキョロキョロしてみたり。
リュウセイの人型はネコの時のように長身で、キラキラのおめめも健在。
｢ボク、トモって言います！よろしくね、リュウセイ！｣
｢とも……ともはすごいなあ〜｣
｢お師匠さまはもっとすごいで！｣
｢おししょうさま…？｣
｢初めまして、オレはケント。こっちは君と同じ魔法動物のダイキだよ。早速だけど、君にもう一つ魔法をかけさせてね｣
｢はぁい、けんとさま｣
｢ふふ、トモに似て良い子だ。さ、ダイキとそこに並んで｣
不死鳥の涙で出来た水面鏡の上に立つ二匹。
やっぱり少し心配で見やると、もう慣れっこなダイキくんがリュウセイの手を取り｢だいじょぶやで！｣と声をかけてくれていた。
｢あっちも、良いコンビになりそうだ｣
｢はい、そうですねっ｣
あっちも、やって。ふふ。
それって、お師匠さまとボクもって意味やんなあ。
嬉しいな。やって、お師匠さまはボクの愛しい人やから。
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いちすけ(プロフ) - お返事ありがとうございます！わかりました^_^この小説とても好きなので更新再開楽しみに待ってます(°▽°) (2018年6月16日 21時) (
レス) id: d040b6979e (このIDを非表示/違反報告)
杏子(プロフ) - いちすけさん» こんばんは。閲覧ありがとうございます。続きは編集中の為パスワードが掛かっております。更新再開まで少しお待ち頂ければ幸いです！ (2018年6月16日 5時) (レス) id: f0bc5c27fe (このIDを非表示/違反報告)
いちすけ(プロフ) - こんばんは。続きが見たいのですが、パスワードはどうやったらわかりますか？>_< (2018年6月15日 21時) (レス) id: d040b6979e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りとる☆★杏子 | 作成日時：2017年7月29日 3時
