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｢あれ、�陲舛磴鵑筺次�｣
｢ほんまや｣
歩き始めて15分くらい、聴き馴染んだ二つの声を見つけた。
なんやもうここまで帰ってきてたんか。
散歩にしては少し短いけど、冬の終わりも満喫できたしまぁええわ。
｢おう、会えて良かった｣
｢なになに、俺らのお迎え？｣
｢そ、暇やってん｣
活気もそこそこの商店街じゃ少し浮くような声量で喜ぶ望。
毎日毎日、ほんまに元気なやつやなー。
んで、隣の流星は真逆やな。
｢どしてん流星、静かやね｣
｢うん…｣
｢流星はな、新しい靴買おうか悩んでるだけやで！昨日からずっとこんなやねん。おんなじようなやつ持ってるのに｣
｢いや、微妙に色がちゃうから｣
｢んー、どっちでもええから一個ずつ荷物貸し。はよ帰ろう｣
振る舞いや悩みの一つでさえも人間らしいが、彼らも四季。
自分の季節でない時は仕事に出ているからこんなにも人間に馴染んでいるんやろうか。
｢なぁ�陲舛磴麒垢い討筺�流星な、買い物の途中アイス食べてんで！神ちゃんにアカン言われててんに｣
｢言うなや！望やってこっそりお菓子買うたくせに｣
｢あれは神ちゃんが喜ぶ思て買うたんですー｣
｢まあまあ、喧嘩しなさんな。神ちゃん怒らしたらしばらく飯が出てこんくなるし、内緒しとこうな〜｣
｢�陲舛磴鵑藁�星の味方なんか？！｣
｢ちゃうちゃう。内緒にできたら今度買い物出たとき望にもアイス食わせたるからさ、それで勘弁しといて｣
｢んー…わかった。でもお菓子はホンマに神ちゃんの為に買うたから渡してええよね？｣
｢おん、それならええよ。喜ぶと思うで｣
最初から特別な関係であった俺たちやけど、長く存在し続けるにつれてどんどんまとまりが強くなっているのを感じる。
こういう関係、人間でいうならば｢家族｣にあたるんやろうか。
…なんて、あの人に言うたらどんな顔するかな。
｢�陲舛磴鵝△�いてくで〜｣
｢歩くの遅いなぁ、リーチの差？｣
｢この〜、迎えにきたってのに扱いが雑や！｣
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杏子(プロフ) - ebifuraistar73さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです！また少し待たせてしまうかもしれませんが、ゆっくり更新していきますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年3月13日 14時) (
レス) id: f0bc5c27fe (このIDを非表示/違反報告)
ebifuraistar73(プロフ) - 待ってました！公開する季節、ぴったりですね。ありがとうございます。 (2018年3月13日 6時) (レス) id: 747d322e1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子 | 作成日時：2017年9月6日 19時
