女子が苦手な男子と男勝りな女子。【WT】 (ページ39)

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36話ページ39

梨乃side

あぁ……色々考えすぎて気づいたら朝だよ…でも今日土曜日か、よし二度寝しよ…

ピンポーン

高坂「宅急便ならそこおいといてくださぁーい」

ピンポーン！

高「……」

ピンポンピンポンピンポン

高「うるっっさい！！誰！？！？」

寝不足キレ気味でドアを開けた私は、一瞬で青ざめた

風間「おはよう」

高「か、か、、風間さん…！！ごめんなさい許してください何でもしますから」

風「どうでもいいから着替えろ、出るぞ」

高「えっどこにですか？」

風「本部に決まっているだろう。ふっなんだ、俺がデートに誘うとでも思ったか？」

高「はぁ！？そんなこと全く思ってねぇ！！です！！」

冗談だ、と微笑む風間さんを背中に部屋へダッシュする。風間さん冗談とか言うんだ…意外w

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城戸「…というわけで、頼みたいんだがいいか？」

高「えっとぉ、、なんで私なんすかね…」

迅「そんなのこの間使った時のハマり具合に決まってるでしょ～w」

高「いやさぁ、楽しかったけど私まだB級じゃん？？」

鬼怒田「お前の実力はもうA級だわい、適任者見つける時間もないんだ、いいだろう」

高「はいはいわかりましたよ」

なんだお前その態度はぁ！と吠える貍を無視し、迅さんと向き合う

迅「んじゃ頑張れよ、S級隊員」

そう言うと、黒く細長い物体を私に手渡しそそくさと会議室を出ていった

また使うことになるとはなぁ…

高「よろしくな、風刃」

この時私はまだ知らなかった、”あれ”が出来なくなるなんて…