【ヒロアカ】神と天使と幼馴染と (ページ13)

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ごめんな。ページ13

時は過ぎ、出久とかっちゃんは雄英の受験日となった。前日に定番のキットカットをあげた。

今日はなんもないし聖書読も。

ﾎﾟﾛﾝｯ
『だーれじゃ。お、出久やん。』

@LINE
緑谷「どうしよう」

『どーしたん？』

緑谷「雄英行けないかもしれない」

『なんで？』

緑谷「ひとつもポイント取れなかった。
あんなに2人に助けてもらったのに。手伝ってもらったのに。」

『腹立ったら許してな。

何があったは知らんけど、あんたにとってそん時の状況で1番の最善を尽くしたんちゃうん？どんなに結果悪うても「これしかない！こうしなあかん！」って思って行動したんやったらそれが正解なんちゃう？
それに私らが手伝ったんちゃうで。あんたが頑張ってんで。

まぁ気長に待とうや。大丈夫。な？』

緑谷「うん。」

『はぁ…』

実を言うとこの試験の内容を知ってるんよな。しかも今オールマイトから何があったのか聞いちゃってんけど。

出久が女の子を助けた事。ヒーローは敵を倒すだけやなくて困ってる人を助けるのもヒーローの仕事だからそこも実は点数に加算されるって事。
出久が戦い慣れてないのが仇になった。だって全く戦った経験ないもん。むしろほんま最近個性貰った！ってなって体づくりの為に動いてますって感じやったからな。

でもそれは百も承知。
ただあの子は自分を犠牲にしてでも他人を助けたいって思いが強い、強すぎる。

『…嘘付きたくないねんけどなぁ。』

数日が過ぎて合格発表の翌日。

緑谷「Aちゃん！受かった！！」

『な？大丈夫言うたろ？』

緑谷「うん！！
Aちゃんの急なガツンっと来る言葉、すっごいスッキリした。あの時はありがとう。」

『そんなに来た？w』

緑谷「うん！」

爆豪「おいデク！オメェちょっと面貸せや。」

『はいはいストップ。
かっちゃんも雄英合格おめでとうね。』

爆豪「あ"ぁん？！うるせぇよクソ女！すっこんでろ！俺はデクに用があんだよ！」

『わかったわかった。わーったから。』

まぁそのあと一旦退いたけど出久がかっちゃんに胸ぐら掴まれた瞬間流石に我慢できへんくって出てったけど。

ーそんな今日、雄英高校の入学式当日

緑谷「きょ、教室ここだよね？」

『うん。おっきいな。入ろー？』

緑谷「こ、心の準備が…！！」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

『おおー。いっぱいおる。』

？「おはよう！初めて見る顔だな」