お姫様。 ページ35
万里side
紡さんからラビチャが送られてきて、Kanamiさんの代わりにAちゃんが歌うことになった事を聞いた俺は即刻社長室に走って報告し、テレビをつけた。
「Aちゃん…」
ちっちゃいライブ会場じゃない。全国のお茶の間に流れるおっきい会場だ。人見知りのAちゃん。
歌うとなんともないんだけど規模も違うから…直接応援に行きたい、彼女に会いたい。会って抱きしめてあげたい。
テレビに映る君は今までで1番綺麗だった。
諦めきれなかった夢。一度きりのチャンスのおかげで今夜君は螺旋階段の上にいる…
まるで灰被りの少女、シンデレラのように。
さらにステージの上はどんな世界なのか、怖いけど見てみたい、そんな気持ちも伝わる。
泡沫の姫、人魚姫。
今宵、君はいろんなプリンセスになる
Aちゃんの歌はもちろん、気持ちも全て伝わる歌い方を得意としている。ストーリー一つ一つの感情が全てわかる。
「いやはや、さすがAちゃんだな。」
こんなに心動かされたのは初めてだ。
ー貴女sideー
♪〜〜 ♬〜〜〜〜
〜〜〜〜〜♪〜〜〜
………ふぅ。終わった…
拍手がなると同時に頭を下げる。
つ、疲れたぁ…。ステージ裏に行くとみんなが迎えてくれた。
『っわ、』
緊張が解けて足に力が入らへん…ど、どうしよ。
大「立てるか？」
『だ、大丈夫…えへへ
手、貸してくれへん？』
大「はぁ…っよっと。」
『？！ちょ、ちょっと、！』
なんでお姫様抱っこすんの！？や、あの、顔が、近くて…
さらにキメ顔と低音ボイスで
大「ん？どうした？俺の姫？」
『っ！！！…ばかぁ…/////』
三「ヤマさん楽しんでるな。」ｺｿｺｿ
壮「そうだね汗 反応見て楽しんでる感じが」ｺｿｺｿ
紡「皆さーん！お疲れ様で…Aちゃん？！大丈夫？」
『うん、緊張解けて力入らなくて…へへっ』
心配かけちゃったなぁ…
大「とりあえず、マネージャーはAについてやってくれ。」
紡「はい！」
大「じゃあ後でな、A。お疲れさん」
陸「A、後でいっぱいお話ししよ！感想言いたい！」
一「わ、私もです」
みんな元気やなぁ…若いなぁ
紡「さて、着替えましょうか。」
『うん。』
その後私は事務所に連れて行かれた。
@事務所
音晴「Aちゃん、お話があります。」
『はい。なんですか』
音晴「すごく良かったよ！！！」
『え、あ、ありがとうございます』
音晴「言いたいのはそういう事じゃないんだ。」
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Lim(プロフ) - 事務員さんの名前漢字違いますよ！万理です！小説面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年12月9日 4時) (
レス) id: ef83a3d915 (このIDを非表示/違反報告)
眠子(プロフ) - まるさん» ご指摘いただきありがとうございます (2018年10月5日 0時) (レス) id: 7d7fa4365f (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月4日 16時) (レス) id: baa1aff278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠子 | 作成日時：2018年10月4日 15時
