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京本「今のほんとに友達？」
『うん。』
無表情でそう答える私にきょもは
"変な笑い方する人だね"
って笑った。
そんなことないよって言葉が出なくて
そうだよ。
でも、多分きっと
『私の方が変かもね』
ぼそっと呟いた声はきょもに届いたんだ
きょもは屈んで私の耳に口を近ずけて
"そんなことないよ"って
私が優希の為に言ってあげられなかった言葉を
きょもは簡単に言ってしまうんだ
『ごめんっ、』
私が涙を堪えていると、
きょもは大声で外回り二人で行ってきまーす！って上司に伝えて、私の鞄と自分の鞄を左手に、
私の手を右手に、
廊下の奥にずんずん進んで
私が顔を上げた時は、今は使われていない会議室
京本「なに泣いてんの？」
『まだ泣いてないもん』
京本「泣いてるのと一緒だよ、そんなに涙堪えてんだもん」
そう言ってぎゅっと私を引き寄せて、私はきょもの胸の中にいて。
大きく息を吸う。
きょもの煙草混じりの少し苦くて、甘い香りで肺をいっぱいにしようと思ったんだ
京本「そんなに吸わないで笑」
『いまだけ、ごめん』
京本「ごめんばっかりは嫌だな」
『うん。』
さっき優希に抱きつかれた時、あの香りがした。
それを上書きするために、きょもを利用してるんだ
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ねる(プロフ) - けーこさん» ごめんなさい...更新遅くなりました(--;)テストも終わったので書き溜めていた分をどんどん更新していこうと思います！！ (2019年10月13日 10時) (
レス) id: 1906d5fa89 (このIDを非表示/違反報告)
けーこ - 更新待ってます！！ (2019年9月27日 21時) (レス) id: c9c71ad38e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねる | 作成日時：2019年7月24日 0時
