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何も返事をしないで、既読だけを付けたままスマホを閉じた
もう見たくもないスマホの通知をオフにして、
画面も下に向けてベッドに潜り込む
朝はあったはずの北斗くんの香りはもうない。
抱きついた時の温もりも、全部。
頭の中には北斗くんとの記憶が鮮明に思い出される
眠りたいのに眠れなくて、
結局北斗くんとの出会いから、ひとつひとつ思い出を辿った。
____________出会い
確か、彼氏に振られてイライラしたままひとりでバーに飲みに行った時だった。
ただでさえお酒に弱いくせに、強いお酒を勢いで頼んでしまって。
ちょっと飲んだだけで頭がくらくらして。
『...気持ち悪、』
ひとりで帰れるかな、やばい...なんて考えながら
机に突っ伏していた
「これだけしか飲んでないのにそんなに潰れてたら怖い人に連れてかれちゃうよ」
上から降ってきた言葉に少しだけ顔を上げると、
バーの薄暗い光に照らされた人に見下ろされていた
『ん、だれ？』
私からしたらあなたが怖い人かもしれないじゃん
...絶対変な人。
これが北斗くんの第一印象
「松村北斗。とりあえず、店でて」
『は？ちょっとっ、』
ぐいっと手を引っ張られて、店の外へ連れ出される
『絶対危ない人じゃん...』
って呟いたら、聞こえたのか
「なに？」
って冷たくかえってきて、
なんでもないです、と肩を縮こまらせた
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ねる(プロフ) - けーこさん» ごめんなさい...更新遅くなりました(--;)テストも終わったので書き溜めていた分をどんどん更新していこうと思います！！ (2019年10月13日 10時) (
レス) id: 1906d5fa89 (このIDを非表示/違反報告)
けーこ - 更新待ってます！！ (2019年9月27日 21時) (レス) id: c9c71ad38e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねる | 作成日時：2019年7月24日 0時
