九日目 ht ページ18
??? 「Aちゃんおはよ」
と朝っぱらから私の家の前に来た男
ひとらんらん
ht 「おはよう。朝っぱらからごめんねっ」
と軽く謝る
正直マスク越しだからだろうか全然伝わってこない
A 『ん〜平気よー』
と何気なく朝のノリで返す
ht 「今日なんで呼んだかわかる？」
とすぐさま次の会話で言われる
A 『寿命のことっすか…？』
とあせあせと言うと「そっ」と笑顔で言われた
だがその笑顔は作り笑いと言っても過言ではなかった
ht 「取り敢えず立ち話もなんだしドライブでもしようか」
車に乗り込むと外の空気よりもいい匂いがした
言葉では表せないが…とても清々しい匂いだ、
ht 「なんか曲でもかける？」
とらんらんに聞かれるが今はそういう気分じゃない
A 『大丈夫、平気だよ』
というとOKOKと優しく笑って見せた
その笑顔も清々しいほどに綺麗で美しかった
私にこんな友達いて幸せもんだったなぁなんて思うとまたらんらんが話しかけてきた
ht 「で、あの寿命なんだけど…本当に…治る方法とかないのかな？」
とさっきとは違い不安と焦りと複雑な感情が入り交じった笑顔を見せた
A 『残念ながら本当。』
そういうとそっかぁ…と納得した
結構すんなり納得してくれたのは初めてだった
ht 「ね、なんの花が好き？」
次はいきなり好きな花の話の話題を持ち出してきた
A 『んー、ひまわりかな、いつも前向きそうじゃんw明るくて、いつも青空を見てるみたいでさ』
私もそんなひまわりのように前向きに生きてみたかった。
ht 「そっか、あ、思い出話でもしない？」
と直ぐに話を持ち出す、きっと残りの1秒1秒が彼にとって焦り生み出してるのかもしれない。
A 『思い出かー初めてであったこと覚えてる？』
ht 「あーあれかぁw今思うと結構運命的だね」
私とひとらんが出会ったきっかけは迷子だったからだ。
私が小学生の時にらんらんが引っ越してきてその頃中学生なのにも関わらず帰り道迷子になっていたのだ。
その時私が声をかけ道案内をした、今思うと結構私度胸あったなぁ…見ず知らずの人に声掛けて手助けなんて、まぁ…そしてたまたま真正面の家にらんらんは引っ越してきててそこから…よく通学してたけどらんらんが大学に行く時にまた引っ越して今までずっと手紙のやり取りだった。もちろんメールも電話番号も持ってたが手紙の方が書いた分だけ、返事が来た分だけ厚くなってくる束を見てワクワクするからだ
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いなりずしぃ(プロフ) - ( ˙-˙ )さん» お返事遅くなってすみません！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
( ˙-˙ ) - とても心に刺さりました。これからも応援しております。 (2021年12月17日 5時) (レス) id: 243e11f388 (このIDを非表示/違反報告)
( ˙-˙ ) - とても心に刺さりました。これからも応援しております。 (2021年12月17日 5時) (レス) id: 243e11f388 (このIDを非表示/違反報告)
いなりずしぃ(プロフ) - shoくんのくんをつけ忘れた…() (2021年11月28日 16時) (レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
いなりずしぃ(プロフ) - みうせいさん» コメントありがとうです！ショッピは最後の方ですフフフフ…お楽しみに…ニヤニヤ🦊 (2021年11月28日 16時) (レス) id: 7b3758ecbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなりずしぃ | 作成日時：2021年11月20日 3時
