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ヒソヒソ...
「おいあれ見ろよ、Aだ、」
「うわー、まじで可愛いな」
「めっちゃいい匂いした.....」
リボンのついたポニーテールに
見えてしまいそうな程、短い
ヒラヒラ揺れるスカート
ふわりと香る甘い香り。
ふっ。バカだなあ、ホント。
呆れる
ハユン「A〜!!!!」
『ハユン〜〜♡ おはよ〜!』
ハユン「今日ポニーテール?!超可愛い。」
『何言ってるの!ハユンの方が可愛いよ〜〜!』
ハユン「わーほんと、だいすき!!!」
私の体をぎゅっと抱きしめるハユン
『私も。』
軽々しく大好きだなんて。
思ってもないくせに
ドンっ
『痛っ.....!』
見上げてみれば
キッと睨む目がこちらを見ていた
「.......朝からうるせえな」
そいつは、首の後ろに手を当ててボソッと吐く
ハユン「ジョンウォンだ、アイツ思いやりのかけらもないね」
ヤン・ジョンウォン
いつも傷だらけで
毎日他の生徒に手出して喧嘩してるって噂の。
話したことは一度もない。
みんな怖がって近づかないけど
なんだか.....
自分に似ているような、
なんで、?
ハユン「また喧嘩かな.....?」
聞こえないように、ハユンは耳打ちした
羨ましい。
私もそんな力があれば
助けられたのかな
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作者名:桃 | 作成日時:2023年5月17日 2時