甘露寺蜜璃 ページ4
甘露寺蜜璃 (※百合)(長いよ)
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「(名前)ちゃん……」
「あ、蜜璃ちゃん!どうしたの?」
今は合同任務の帰り
一緒に任務を行っていた伊黒さんと別れ、任務結果の報告に向かおうとしていた時だった
後ろから誰かに呼び止められたと思えば、私の想い人の蜜璃ちゃんだった
「あ、あの……(名前)ちゃん」
何時もの様にモジモジしながら、俯きがちになにかを伝えようとしている
「?? なぁに?」
私の方が背が低いし若いけれど、顔を赤く染めて涙目の彼女はとても可愛い
「あ、あのね!その……伊黒さんとあまり一緒に居ないで!!」
「え……?」
スカートの裾を掴んで声を挙げた彼女を見て固まる
「な、なんか……(名前)ちゃんと伊黒さんが仲良くしている所を見ると……胸がきゅ〜って痛くなっちゃって……」
ごめんなさい!なんて泣き出す彼女を見て、私は慌てて背中を摩ってやる
「わ、わかった!伊黒さんとはあまり話さ無いようにするわ」
胸がチクチクするが、気付かぬフリをした。
「(蜜璃ちゃん、伊黒さんが好きなんだ……)」
「ありがとう……」
▽▽▽
別の日
「村田さん、任務お疲れ様!」
「あ、え、(名前)さん!?」
私を見て顔を赤くする村田さんと茶菓子を食べていた時だった
「……」
「あ、蜜璃ちゃん!蜜璃ちゃんも一緒にどう?」
此方をじっと見つめる蜜璃ちゃんの姿があった
「こ、恋柱様まで!?柱が2人も……」
くらりとし出す村田さんを支えていたら
「ッ……」
蜜璃ちゃんがいきなり走り出した
「え、ちょ……蜜璃ちゃん!?」
私は蜜璃ちゃんを追った
▽▽
「捕まえた……いきなりどうしたの?」
「……ごめんね、ごめんね」
謝ってばかりで話そうとしない彼女のと近くにあった椅子に腰かけた
「……私、(名前)ちゃんが好きなの」
「……え」
「(名前)ちゃんと居たら、心が何時もよりキュンキュンして、幸せだな〜ってなって
でも、(名前)ちゃんが誰かと楽しそうに話しているのを見たら、苦しくって……私、病気かな!?」
泣きながら慌て出す彼女を見て、思わず笑ってしまう
「ううん、私も同じだよ」
「ほ、本当に!?私と同じ!?」
良かった、と抱き締める彼女
「じゃあ、(名前)ちゃんはもう……私のモノよね……♪」
▽▽▽
「病気じゃなくてよかった〜!あ、良かったら1番右の星を押してね♡
後で一緒に甘味屋に行きましょ!」
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キャラメル - 悲鳴嶼さんお願いしても良いですか?洗脳型が良いです (2022年2月1日 15時) (レス) @page3 id: 200cd0c539 (このIDを非表示/違反報告)
キメオタ - 次はカナエさんやカナヲでお願いします!できれば排除型で。 (2021年9月24日 23時) (レス) @page24 id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
おたん - 有一郎君お願いします! (2020年11月26日 23時) (レス) id: ff636f6560 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - 通りすがりさん» 本当ですね、ご指摘ありがとうございます(*^^*) (2020年11月24日 21時) (レス) id: 32bee731aa (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - 倉塚めろん*クリスさん» リクエストありがとうございます(*^^*)善逸くん書き上がり次第書かせていただきますね (2020年11月24日 21時) (レス) id: 32bee731aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIKA | 作成日時:2020年7月12日 14時