不死川実弥2 ページ22
「……なにがあったんだよ」
隣に腰を降ろした不死川さんを横目で見やる
まだ彼に私の事は伝わってないのだろうか
「……私、継子を殺したと疑われているんです」
何れ分かる事だ、今のうちに明かしてしまおう
「……お前が？」
目を見開いた不死川さん
嗚呼、彼にまで軽蔑されてしまうのか
「……私はやっていません。一番弟子だったんですから」
鍛錬に熱心に育んで、口下手な私にも明るくて……元気で。本当に心優しい少年だった
また、瞼が熱くなる
「そうかァ……」
不死川さんは、真正面の壁を見つめながら言った
「俺はお前を信じるぞ」
「……え？」
小さく、一言を零した彼を見やる
真っ直ぐな彼の瞳は私に向けられていた。
「お前がそんな事する奴じゃない事くらい、わかんだろ」
ポン、と掌を私の頭に置くと、優しく頭を撫でてくれる
「し、な"ずがわさｯ……！」
彼の優しさにまた止めどない涙が溢れてきて、思わず体を彼に預ける様に倒れ込んだ
「皆、皆私を信じてぐれ"なぐて……ｳｯ……私、ほんと、本当にやってない……！！」
抑えて居たものが、蓋を外れて溢れていく
顔は涙でぐしゃぐしゃだし、言葉も息が詰まって発せていない
「アｧ……アｧ……わぁってるよ」
彼はただ背中を摩ってくれる
そんな優しさに溶けて行く様に、私は安心感からか眠ってしまった
▽▽
「……これでいいかァ」
恋櫚を布団に寝かせ、布で顔を拭いてやる
赤く腫れた瞼にキスを落とし
愛しい物を見るように、優しく髪を撫でる
「お前が犯人なわけねｪよなｧ……俺が殺ったんだからよ」
怪しく笑う彼の瞳に光はなかった
▽▽▽
「起きたかｧ……寝起きついでに星押してけよ」
口調わからずすいません！
いっときますが柱はこんな無能じゃないです注意！！！
ツッコミは心の中でしましょうね。
また会いましょう！アデュー！
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キャラメル - 悲鳴嶼さんお願いしても良いですか?洗脳型が良いです (2022年2月1日 15時) (
レス) @page3 id: 200cd0c539 (このIDを非表示/違反報告)
キメオタ - 次はカナエさんやカナヲでお願いします！できれば排除型で。 (2021年9月24日 23時) (レス) @page24 id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
おたん - 有一郎君お願いします！ (2020年11月26日 23時) (レス) id: ff636f6560 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - 通りすがりさん» 本当ですね、ご指摘ありがとうございます(*^^*) (2020年11月24日 21時) (レス) id: 32bee731aa (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - 倉塚めろん*クリスさん» リクエストありがとうございます(*^^*)善逸くん書き上がり次第書かせていただきますね (2020年11月24日 21時) (レス) id: 32bee731aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIKA | 作成日時：2020年7月12日 14時
