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不死川実弥 *リクエスト ページ21

(長らく更新できずすみませんでした!)

リクエストありがとうございます!

※口調、性格迷子(+裏切り系要素あり)

.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*
恋櫚side

どうしよう……

私は今とてつも無く危うい状況にいる。


御館様の前で頭を垂れている為、顔は皆には見えないが

周りからの。(なかま)からの視線が痛い。


「恋櫚さん。正直に話してはいかがでしょうか」

ニッコリとしたまま胡蝶さんが私に囁くようにいった

「そうだぞ湊河。“私が1番弟子を殺しました"って認めやがれ」


それに続いて宇隨さんが私に鋭い視線を送りながら言った。


今宇隨さんが言ったことはそのまんま。

最近、私の1番弟子の継子が死んだ。


鬼に殺られたのではない、私の(· ·)刀によって、串刺しになった状態で見つかった。


「わた……しはっ!やってません!」

さっきから手も足も口も、震えてしまって言葉が出ない。

頭の中では沢山の御託が並ぶというのに、私の体は思い通りに動かない。


「……己の罪も認めないとは。呆れたな、湊河」


木の上で見下ろす伊黒さんの一言が胸に刺さる


私じゃない、私はやってない。

確かにあれは私の愛刀だった。

しかし、私の刀は鬼を滅する為にある、可愛い1番弟子を殺める為のものでは無い。

唯一、私には動機がない。だが、動機と共に信頼も、アリバイも無かった。


普段から親の仇の鬼を殺すことだけに執着していた私は人と関わりを持つのが苦手だった。

口下手で、話も上手くないからだ


今までなら愛想のない奴として済む話だったのに

今となってはそれが仇となった


「恋櫚……君は本当になにもしていないんだね?」

御館様が問かける


「御館様!恋櫚の日輪刀が刺さっていたんですよ」

はい、そういおうとしたが、大きな煉獄さんの声に遮られてしまった。


「……ッ」


御館様も唸る。


私は堪えていた涙が溢れそうになり、御館様の御前だというのに走り去った。


▽▽

「どうしよ……絶対逃げたと思われた」

もう、弁解の余地はないだろうな


私は1人、屋敷の中で蹲る


「邪魔すんぞォ……」


いきなりガラり、と扉の開く音がすると

そこには風柱の不死川さんが立っていた

少しばかり血腥いし、隊服が真っ赤だ。

そうか、任務で柱合会議に不参加だったっけ


「不死川……さん……」


私は腕で涙を隠すと、小さく彼の名を呼んだ


「なんだァ?お前、泣いてんのか」

勘の鋭い彼には気付かれてしまったらしい

不死川実弥2→←宇髄天元 *リクエスト



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キャラメル - 悲鳴嶼さんお願いしても良いですか?洗脳型が良いです (2022年2月1日 15時) (レス) @page3 id: 200cd0c539 (このIDを非表示/違反報告)
キメオタ - 次はカナエさんやカナヲでお願いします!できれば排除型で。 (2021年9月24日 23時) (レス) @page24 id: 4712f4630d (このIDを非表示/違反報告)
おたん - 有一郎君お願いします! (2020年11月26日 23時) (レス) id: ff636f6560 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - 通りすがりさん» 本当ですね、ご指摘ありがとうございます(*^^*) (2020年11月24日 21時) (レス) id: 32bee731aa (このIDを非表示/違反報告)
MIKA(プロフ) - 倉塚めろん*クリスさん» リクエストありがとうございます(*^^*)善逸くん書き上がり次第書かせていただきますね (2020年11月24日 21時) (レス) id: 32bee731aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MIKA | 作成日時:2020年7月12日 14時

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